繊細で卓越した料理の数々
竹とんぼのようですが、実はバターナイフ。また、テーブルの位置皿は白さで違いの分かる「レイノー(RAYNAUD)」製。
1. 本当に新鮮なものを使う。
2. 素材を活かして味のバランスを整える。
3. キュイソン(火入れ)を的確にする、とのことです。
それでは、お値打ちな昼の4725円(サーヴィス料10%別)コースから料理を御紹介です。
・アミューズ
筍と帆立貝、白魚
アミューズから、このクオリティの高さというのは驚きました。
・前菜
毛蟹と菜の花のムース、透明なトマトジュレと
見た目の美しさにも惹かれますが、菜の花のほのかな苦味が毛蟹とも相性抜群。トマトのジュレ一緒に食べると、さらに美味感が増しますし、それぞれの持ち味と食感が互いに引き立てあっているかのよう。
・スープ系料理
甘海老、ムール貝とポロ葱のスープ
チキンブイヨンに甘海老の風味が付与されたスープは、コクと円やかさ、旨味と余韻を要しており、これにポロ葱の甘味とムール貝の香りが合わさることで、実に心地良い華やかな味わいを醸し出しています。
次のページでは、コース料理の後半を御紹介していきます