コタキナバル/コタキナバルの観光・アクティビティ

コタキナバルのおすすめオプショナルツアー(3ページ目)

「ボルネオ=ジャングル」のイメージで来られる方が多いコタキナバル。しかし本格的な自然を楽しむには街から離れた郊外の各スポットまで足を伸ばす必要があります。限られた日程の中で何を楽しむか? この記事ではおすすめのアクティビティやオプショナルツアーを紹介します。

今村 志帆

執筆者:今村 志帆

コタキナバルガイド


イギリス植民地時代にタイムスリップ!北ボルネオ鉄道

北ボルネオ鉄道

北ボルネオ鉄道の運行日は毎週水曜と土曜

ボルネオ島唯一の鉄道、サバ州立鉄道は今から100年以上前のイギリス植民地時代に北ボルネオ会社によって作られた鉄道路線で、現在その一部区間(タンジュンアル駅~パパール駅)を利用して当時を再現した蒸気機関車を走らせる「北ボルネオ鉄道」ツアーが毎週水、土曜日に行なわれています。

朝10時にタンジュンアル駅を出て、途中駅でも停車して散策の時間が取られていたり、車内でお食事やお茶が楽しめたり、植民地時代のレトロな雰囲気と車窓からの風景をたっぷり味わえる約4時間のツアーです。

この蒸気機関車ツアーを運営しているのはステラハーバーリゾート社なので、「マジェラン・ステラ」のロビーに予約窓口があり、そちらで予約を受け付けています。もしくは日本の大手旅行社や各ホテルのツアーデスクなどでも手配可能です(駅に直接行っても北ボルネオ鉄道の予約や乗車は出来ません)。

<DATA>
北ボルネオ鉄道乗車ツアー
予算:送迎付きツアー 400リンギット~
送迎なし ※予約オフィス直接申し込み 345リンギット
所要時間:9:30~14:00
申込先:マジェランステラ内の北ボルネオ鉄道予約オフィス
または各ツアー会社、ホテルのツアーデスクなど

ボルネオの先住民族の文化を体験

マリマリ文化村

民族舞踊のショーは観客も一緒に参加!最後に記念撮影も忘れずに

ボルネオ島はとっても多民族。ここサバ州だけでも大まかにわけて30民族以上(言語の違いで細かく分けるとなんと90民族以上も!)の民族に分けられ、それぞれの民族が独自の伝統や文化を持っています。

旅行中にそれらの先住民族文化に触れ合う機会はなかなかないと思いますが、その中でも代表的な民族の文化を実際に見て、触れて、体験して知ることができる場所がマリマリカルチュラルビレッジ。

ビレッジ内にはサバ州を代表する5つの先住民族の伝統家屋が再現されており、各家屋を回りながら、デモンストレーションや体験型アクティビティ、伝統菓子の試食や地酒やハーブティーの試飲などが用意されています。

ホテル送迎、アクティビティとガイドによる解説、民族舞踊のショーと伝統料理のお食事がパッケージになっているので、ツアー会社を通しての予約が必要です。このツアーは所要時間4時間程度、午前/午後/夜の一日3回行なわれているので、滞在中のちょっとした空き時間をつかって参加できるのも魅力です。

<DATA>
■マリマリカルチュラルビレッジ
予算:午前・午後の回 180リンギット、夜の回 200リンギット(英語ツアー)
所要時間:10:00~13:30、14:00~17:30、18:00~21:30の一日3回催行 食事付 夜の回はファイアーダンスショーもあり
申込先:ツアー会社、ホテルのツアーデスクなど
---

各ツアーとも、英語ツアーは現地についてからでもホテルなどで申し込めますが、日本語ツアーを扱っている旅行社は少なく、現地で日本語ツアーを見つけるのはなかなか困難です。日本語ツアー希望の場合は事前に旅行会社やネットなどで予約しておくことをおすすめします。

※2017年5月現在、1リンギット=約25円。
上記データは記事公開時点のものです。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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