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寒天料理&スイーツ ManPukuかふぇ(2ページ目)

低カロリーで食物繊維が豊富な寒天。「寒天の郷」といわれる大阪・高槻市で寒天を使ったお料理とスイーツを提供する「ManPukuかふぇ」をご紹介します。

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド

寒天の郷の地域資源を活かす

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寒天の郷といわれ高槻市の閑静な住宅街にある寒天料理&スイーツかふぇ 「ManPukuかふぇ」

前回の記事「低カロリー・食物繊維豊富な寒天」で、寒天歴史に触れましたが、寒天は、京都・伏見で寒い時期にところてんを戸外に捨て置いたことから偶然乾物となり誕生しました。

その寒天を大阪・高槻市の宮田半兵衛が原料の配合や用具を開発し、大量につくる製法を確立して地域の産業化とし、その後各地に広まったと言われています。

天然寒天の製造は、厳しい寒さとの戦いです。また消費量も減っていた寒天業界に、2005年ブームが起きましたが、それも一時的なものでした。機械化する設備投資をするほどの収益にもつながらず廃業していく企業も多いのが現状で、寒天づくりに適した気候風土の「寒天の郷」といわれた高槻市でも、現在は寒天メーカーは1社しかありません。

川畑貴弥,Manpukuかふぇ

ManPukuかふぇ 
オーナー 川畑貴弥さん

「ManPukuかふぇ」のオーナーである川畑貴弥さんは、その高槻市の寒天メーカーに勤務されていました。営業を担当し、西日本を中心に回ると、各地で町おこしが活発に展開されています。ところが地元の高槻市はベッドタウンとしての知名度は高いのですが、地場産業を活性化するための目立った活動は少ないように感じていました。

都会的な便利さもありながら45%が森林で自然と密着したロケーションの地場産業を活性化したい。そのために、歴史的に人を救う食べ物という役割を果たしてきた寒天を活用できないだろうかと考えた川畑さん。

独立し2010年7月に、寒天の魅力を伝えるお料理とスイーツのお店「ManPukuかふぇ」をオープンされました「ManPuku」とは、おなかいっぱい(満腹)、そして たくさんの幸せという意味(万福)と、という想いがこめられています。

店名にこめられた「たくさんの幸せ」という想いを叶えるべく、川畑さんの活動は、「ManPukuかふぇ」の運営だけにとどまりません。地域の公民館での寒天料理講習会や小・中学校の家庭科の授業など、行政やNPOと連携した食育活動や地域産業振興プロジェクトと幅広く活躍されています。

「自然界に生きるすべての命が、他の命とつながり、循環していくように、寒天を通じてさまざまな人たちとつながりあいながら、社会の問題とむき合っていきたいのです」と語る川畑さん。そのまなざしは、寒天という窓から、地域資源を社会でどう活かすのかという大きな世界へとむけられています。

ManPukuかふぇ
所在地/大阪府高槻市南平台4丁目3-9(駐車場4台あり)
定休日/毎週日曜日・祝日
営業時間/11:00~18:00
電話/072-692-2626

関連リンク/
・「低カロリー・食物繊維豊富な寒天
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