おいしい紅茶がうまれるところ スリランカで人気の紅茶
スリランカ紅茶紀行第3回は、スリランカで人気の紅茶「キリテー Kiri They」について。キリテーは、スリランカのいたるところで飲まれている、まさにソウルドリンク。ゴムプランテーションの休憩所でも、街角の小さなカフェでも、みんなキリテーをのんでます。スリランカ紅茶局 アルウィス(Mr. ALWIS)さんにもインタビューしました。
キリテーって何?
キリテーとは、ミルクと砂糖が入ったスリランカのミルクティー。まろやか濃厚ミルクティー
スリランカ紅茶局 プロモーション長 アルウィスさん
ご参考までに、インドの“チャイ”とは異なります。「チャイはスパイスも入ったミルクティーですが、キリテーにはスパイスは入っていません。」とアルウィスさんはこの点を強調。
キリテーの特徴は?
その特徴は、・紅茶:細かい茶葉(ダストとかファニングスというグレード。茶葉はもちろんスリランカ産)が用いられます。
・砂糖:グラニュー糖、スプーン2~3杯くらいとやや多めの砂糖を使います(量については、人それぞれ、ショップによっても異なるようです)。
・ミルク:粉ミルクを用います。
アルウィスさんによると、「粉ミルクは主に都市部で使われることが多く、都市部以外のところでは、コンデンスミルクが使われることも多い」とか。スリランカでは、酪農が盛んではないため、生乳を用いることはほとんどなく、ニュージーランド、ヨーロッパ、インドなどから輸入した粉ミルクが流通しています。
フォームミルクつくりに欠かせない
キリテーの見た目:ティーカップに入ったキリテーの表面は泡立ちミルクに覆われています。
>>次のページでは、キリテーの作り方をご紹介します。