家族のお弁当レシピ/子どものお弁当レシピ

お弁当1年生でも簡単!豚生姜焼き丼弁当

新学期、お弁当作りが始まる方も多いのではないでしょうか。まずは丼のお弁当からマスターしましょう。少ない材料で手軽、でも彩りきれいな15分でできる豚生姜焼き丼のお弁当をご紹介します。

執筆者:野上 優佳子

お弁当1年生でも簡単!豚生姜焼き丼弁当

所要時間:15分

カテゴリー:ご飯・麺・粉物

少ない材料で手軽に作れる豚生姜焼き弁当

新学期、お弁当作りが始まる方も多いのではないでしょうか。最初から主菜副菜、栄養も彩りも、盛りつけも、と気負ってしまうと、作る前から大変で面倒になってしまいます。まずは少ない材料で手軽に作れる丼弁当からはじめましょう。

手早く作るにはいくつかポイントがあります。熱伝導の良い小ぶりのフライパンは効率よい加熱ができ、樹脂加工ならこびりつきの少ない順から加熱し、途中で洗うことなく複数のおかずが作れます。

お肉やお魚などの生ものはなるべくあらかじめ切ってあるものを使うのも効率的。火の通りも早く、野菜とのまな板や包丁の使い分けや2次汚染も予防できますね。

今回は15分でできる豚生姜焼き丼のお弁当。少ない材料でも、赤・黄・緑・茶・白の5色が入れば、彩りがきれいな出来上がりになりますよ。

豚生姜焼き丼弁当の材料(2人分)

豚生姜焼き丼弁当
豚肉(しょうが焼き用)2枚
キャベツ1枚
1個
パプリカ(赤)少々
たまねぎ1/8個分
生姜(すりおろし)小さじ1/2~1程度
サラダ油大さじ1
ご飯茶碗に2杯程度
醤油大さじ2.5
みりん大さじ2
こしょう少々
女性やお子さんなら2人分、成人男性なら1人分程度の量です。

豚生姜焼き丼弁当の作り方・手順

豚生姜焼き丼弁当

1豚肉に下味を漬ける

バットにたまねぎとしょうがをすりおろし、みりんと醤油を加えて混ぜます。できた漬け汁に豚肉を加え、全体にまんべんなく漬け汁が回るようにして常温におきます。
バットにたまねぎとしょうがをすりおろし、みりんと醤油を加えて混ぜます。できた漬け汁に豚肉を加え、全体にまんべんなく漬け汁が回るようにして常温におきます。
前日にこの作業をしておけば、時間はもっと短縮。バットを出すのが面倒なら、豚肉が入っているトレイを直接使ってもOK。

2野菜を千切りにする

キャベツとパプリカをそれぞれ千切りにします。
キャベツとパプリカをそれぞれ千切りにします。
千切りはさほど神経質に切らなくてもOK。パプリカは彩り用なので、なければミニトマトや紅ショウガでもよし。

3目玉焼きを両面焼きにする

フライパンにサラダ油の半分の量を入れて火にかけます。卵を割り入れ、楊枝などで卵黄を軽く刺して穴をあけます。フタをして1分、白身に火が通ってきたらひっくり返し、フライ返しなどで押さえながら卵に完全に火を通します。
フライパンにサラダ油の半分の量を入れて火にかけます。卵を割り入れ、楊枝などで卵黄を軽く刺して穴をあけます。フタをして1分、白身に火が通ってきたらひっくり返し、フライ返しなどで押さえながら卵に完全に火を通します。
卵に火を通すので、卵黄が破れても気にする必要なし。完全に火を通しましょう。

4豚肉を焼く

卵を焼いたフライパンの表面をクッキングペーパーで拭いてきれいにしたら、残りの油を入れます。豚肉を加え、1分半ほど強火で焼いたらひっくり返してさらに1分焼いて焼き色をつけます。
卵を焼いたフライパンの表面をクッキングペーパーで拭いてきれいにしたら、残りの油を入れます。豚肉を加え、1分半ほど強火で焼いたらひっくり返してさらに1分焼いて焼き色をつけます。
豚肉はお弁当に盛りつける際に切るので、焼いているときに反っても問題なし。

5漬け汁を加えて煮詰める

パプリカを加えてさっと炒めたら、お好みでこしょうをふり、漬け汁を加えて強火で煮詰めます。豚肉に完全に火が通って、汁が半分以下になったら火を止めます。
パプリカを加えてさっと炒めたら、お好みでこしょうをふり、漬け汁を加えて強火で煮詰めます。豚肉に完全に火が通って、汁が半分以下になったら火を止めます。

6弁当にご飯とキャベツをよそう

弁当にごはんをよそい、その上にキャベツを乗せます。
弁当にごはんをよそい、その上にキャベツを乗せます。
ごはんを炊くときに押し麦や雑穀を混ぜて炊けば、味わいが広がります。洗い米に混ぜて通常通りに炊くだけでできる、市販の雑穀は手軽に手に入ります。

7豚肉や目玉焼きを盛りつける

焼いた豚肉や目玉焼きを食べやすい大きさに切り、キャベツの上に乗せます。タレをかければできあがり。
焼いた豚肉や目玉焼きを食べやすい大きさに切り、キャベツの上に乗せます。タレをかければできあがり。
豚肉は焼いてから切った方がジューシーでおいしいです。

ガイドのワンポイントアドバイス

しょうがはしっかり泥を落として洗えば皮をむく必要なし。むしろ皮付きのまますり下ろした方が香り豊かです。黄色は卵がないときはコーンを一緒に炒めてもOK、赤色もパプリカの代わりにミニトマトや紅ショウガなど。緑をもう少し鮮やかにしたいときは、キャベツとパセリを一緒に刻むのもおすすめ。栄養を難しく考えなくても大丈夫。色の種類を増やすことで、彩りも栄養のバランスもよいお弁当ができます。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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