防犯/詐欺を防ぐ

住まいでの盗撮被害、注意点はここ!(2ページ目)

女性が自宅で遭う危険性の高いのぞきや盗撮。窓の外や玄関ドアの外には怪しい視線があると認識して、しっかり対策しましょう。簡単なひと手間で被害を防げます。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

玄関ドアの外をチェック!

ドアスコープに要注意!

ドアスコープに要注意!

まずは自宅の玄関ドアの外の状態を知りましょう。通路の状態、ドア前がセットバックしているかいないか、つまり不審者がしゃがみ込んで新聞受け口から室内をのぞいたり、ファイバースコープを差し込んだりすることが出来るかどうかを考えるのです。深夜帯はそもそも人の動きが少ないですから、その階の住人がすでに帰宅しているならば人がやってくることはほとんど考えられなくなりますので、危険度が上がります。

それから、新聞受け口があるかどうか、内部に箱が付いているかどうか、などドアそのものの開口部をチェックします。その状態によっては、室内が丸見えということになり得るので、そうなるようなドアであれば、室内側に対策をしましょう。

また、ドアに「ドアスコープ」が付いている場合ですが、普段なかなか意識しないものだけに、「そこにちゃんとあるかどうか」を見ることがないかもしれません。このドアスコープをはずされて、ファイバースコープカメラを差し込まれて盗撮されたり、ここからサムターン回しの工具を差し込まれて鍵を開けられて侵入被害を受ける危険性も高いのです。

ファイバースコープカメラで盗撮?

ファイバースコープカメラで盗撮?

これまでに「気が付いたらドアスコープが取り外されていた」という女性が何人もいます。今一度、ドアスコープに異変がないか確かめましょう。家の中にいれば安全……ということはなく、家の中にいても女性の場合、のぞかれたり盗撮の被害に遭う危険性があると知っておきましょう。

対策としては、玄関の上り框(あがりかまち=玄関など家の上がり口の縁にわたしてある、化粧横木)の上部に「のれん」や長いカーテンを取り付けて、室内がドアからは見えないようにすることです。室内への視線を玄関部分で遮断するのです。多少の防音、断熱効果も見込めますし、宅配便や出前などの人が来た時に室内を見られる恐れもなくなります。たった一枚ののれんやカーテンでも外からの盗撮被害を防げるのです。

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