簡単フランスパンにレモン風味のミルククリームをたっぷり!
パン屋さんに入ると、真っ先に探してしまうパンのひとつが「ミルクフランス」です。名前はお店によって違いますが、スティック状のパンに甘いミルククリームが詰まったもの。
今回は「こねない」手法で、細身のフランスパンを焼き、ミルククリームもさわやかなレモン風味にした、さわやかミルクフランスです。こねないぶん、水分量が多いのでベタベタな生地です。冷蔵庫から出して、冷たいうちに成形をすませるのがポイント。
今回は「こねない」手法で、細身のフランスパンを焼き、ミルククリームもさわやかなレモン風味にした、さわやかミルクフランスです。こねないぶん、水分量が多いのでベタベタな生地です。冷蔵庫から出して、冷たいうちに成形をすませるのがポイント。
レモン風味のミルクフランスの材料(10本分)
レモン風味のミルクフランスの作り方・手順
フランスパン生地
1:
水にインスタントドライイーストを振り入れ、よく溶かす。
2:
ボウルに粉と塩を入れてよく混ぜ、中心にくぼみをつくって、1の水を加える。
3:
全体に水分が行き渡るように混ぜる。粉けがなくなればOK。
4:
蓋つきのプラスティック容器(1.5リットルくらいの容量で、冷蔵庫に入る大きさのもの)に3の生地を入れる。蓋をのせ(密閉しない)、室温に1~2時間おき、少しふくらんだら、蓋をきっちり閉めて冷蔵庫に入れる。
5:
冷蔵庫に6時間以上おくと、生地が倍くらいふくらむ。1日半くらいは冷蔵庫においておける。乾燥に注意。
6:
打ち粉をたっぷりふった台に、生地を取り出す。
7:
生地の表面にも打ち粉をふって、カードで四方から生地をたたみ、形を丸く整える。
8:
生地をカードで10等分(約50g)にする。
生地が冷たいうちに手早く作業するとよい。9:
ベタつく生地なので、カードですくいながら回すようにして、丸くする。
10:
丸くした生地を手のひらでつぶし、上下から1/3折り、最後に2つ折りにして、しっかりつまみ留める。
11:
手のひらで転がして、細長く成形し、オーブンシートを敷いた天板に並べる。乾燥しないようにビニール袋などをかぶせて、最終発酵させる。室温(20℃以上)なら1時間~1時間半、オーブンの発酵機能を使うなら、30℃に設定して50分程度。
12:
ひと回り大きくふくらんだら、220℃に温めたオーブンで15~18分、表面にキツネ色、裏面にもうっすら焼き色がつくまで焼く。
13:
焼き上がったら、網にのせて冷ます。
レモンミルククリーム
14:
バターに粉砂糖を加え、やわかくなるまで練り、練乳も加える。
15:
レモンの皮をおろし、バターに加える。冷めたフランスパン生地に切り目を入れ、レモンミルククリームをはさむ。
ガイドのワンポイントアドバイス
先日、あるカフェで「レモンパイの味がするミルクティー」を飲みました。それを思い出して、アイスミルクティーとこのパンを食べたら、なかなかの相性でした。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。