進化するフランス伝統料理の深さ
メインの肉料理は、どっしりと濃厚なフランスの象徴的印象である。前皿の魚の控えめな塩加減の影響もあるのかもしれないが、重厚なソースの味わいにフードフランスビストロならではの醍醐味が再び舞い戻った。一口に重厚と言ってもさまざまなスパイスやハーブなどを丁寧に仕込み、決して大味にはならない手の込んだもので、そこに見えないように進化するフランス伝統料理を垣間見ることができる。これまで食したコッコ・オ・ヴァンの中でも秀逸な味わいだ。
赤城牛のランプのステーキ。ただ、ただ、旨い。
フルーツをメレンゲと共に。さっぱりとした味わいの中にパリのエスプリを感じる。
フランスの王道なビストロ料理が味わえる「シェ・フロット」の味はブノワにて12日(火)まで。
なお、現時点での空席は8日(金)のランチ&ディナー、10日(日)ディナー(ボルドーはグラーブのワインが半額!)、11日(月)ランチ&ディナーとのこと。
■フードフランス「シェ・フロット」
会場:ブノワ(青山)
予約電話:03-6419-4181
東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山10F
地図
開催期間:2013年3月7日(木)~3月12日(火)
営業時間
ランチ 11:30~14:30(LO)3600円/4800円/6000円(税サ込)
ディナー17:30~21:30(LO)6000円/7200円/8400円(税サ込)
※上記データは記事公開時点のものです。