急な「ポッカリ感」に心当たりはありませんか?

外を眺める男性

老若男女、頑張った人に急に訪れるポッカリ感

何かをやり終えた後には、肩の荷が降り、ほっと一息つくことができますが、同時に、心に穴が空いたような「ポッカリ感」を覚えることも多いものです。さびしくもあり、むなしくもある空っぽな気持ち・・・・・・。これが続くことで、うつ病に近づいてしまうこともあります。人はどんなときに「ポッカリ感」を感じるのでしょう? 人生の色々な場面でポッカリ感が生じます。

■下の4つのような「ポッカリ感」に襲われたことはありませんか?

1. 受験戦争を終えた学生が、進学しても勉強に身が入らず・・・・・・ポッカリ感。
2. 難しい仕事が終わって、肩の荷が下りたと同時に・・・・・・ポッカリ感。
3. 成長した子どもたちが親を必要としなくなり・・・・・・ポッカリ感。
4. 定年退職をして自由な生活を手に入れた途端に・・・・・・ポッカリ感。

年齢に関係なく、頑張って取り組んできたことが終わった後には、「ポッカリ感」に襲われやすくなるものです。

五月病? 空の巣症候群? 4つのポッカリ感を詳しく解説

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そのポッカリ感の名前を見つけてみよう

では、先に出した「ポッカリ感」について、解説します。

1.アパシー(五月病)
受験を終えた学生のポッカリ感を「アパシー」と言います。とくに大学の新入生に多く、「五月病」とも呼ばれています。就職戦線をくぐり抜けた新入社員にも起こりやすいものです。最近では、中学受験に奮闘してきた、中学生にもよく見られます。

2.荷おろし症候群
難しい仕事を終えた人が抱えるポッカリ感は、「荷おろし症候群」と呼ばれます。休む間もなく取り組んでいた仕事が終わると、疲れやストレスが噴き出し、無気力感や抑うつ感を覚えることがあります。仕事ばかりではなく、親の介護や子育てを終えた主婦などにも見られます。

3.空の巣症候群
子どもの巣立ちと共に親が感じるポッカリ感。これを「空の巣症候群」と言います。子どもは成長するとあっけなく親から離れ、親を必要としなくなります。そのとき、特に母親は、「何のために頑張って育ててきたんだろう」というむなしさにかられるもの。子どもが思春期から青年期にかけて精神的な自立するとき、就職や結婚で親から自立するときに、空の巣症候群は訪れます。詳しくは、「子の自立後の空虚感…「空の巣症候群」の克服法」を併せてご覧下さい。

4.退職症候群

定年退職後のポッカリ感を、「退職症候群」と言います。サラリーマン生活を終えて急に自由を手にすると、新しい人生に適応できず、ポッカリとした虚無感にとらわれやすくなります。また、「自分は会社にはもはや必要のない存在」と感じることも、このポッカリ感に大きく影響しているでしょう。

次のページでは、「ポッカリ感に襲われたときの予防・対処法」について解説します。