年齢は背中にあらわれる!
Sカーブのきれいな背中
余分な脂肪がなくすっと伸びた背中を持つ女性は年齢に関わらず美しく若々しい印象を周囲に与えますね。一方、首筋から背中そして二の腕にかけて脂肪の厚みがついて丸くなった後ろ姿は、実年齢が若くても老けた印象を生んでしまいます。年齢は背中に現れると言っても、言いすぎではありません。
シェイプアップしやすいパーツとしにくいパーツ
自分の目で確認できるパーツは意識を向けやすいため、シェイプアップしやすいと言えます。例えばお腹。ぽこんと出たお腹に気づくと同時に、ぎゅっと引っ込めた経験は誰にもあるはず。お腹をぎゅっと引き込む動作では、お腹のまわりをコルセットのように取り囲む腹横筋という筋肉が使われています。だからその動作を習慣化すれば、腹横筋の働きによりお腹は本当に引き締まってきます。では背中はどうでしょう? 自分からは見えない背中に意識を向けるのは難しいですね。猫背で丸くなった背中は決して見栄えのよいものではありませんが、自分では気づきにくいため、その姿勢を常態化してしまいます。そして日常の動作の中では背中の動きを意識することは少なく、また意図的に使うのも難しいため、年齢に伴う筋肉の衰えを知らず知らずに進行させてしまうのです。自分の背中が心配になってきたら、まずは簡単な運動からはじめてみましょう。