フィンランド/フィンランド基本情報

フィンランド語 街で見かける&使える言葉一覧(2ページ目)

フィンランドでは多くの人が英語を話すので、必ずしも現地語の知識は必要ありません。でも時には全くわからない言葉や表記に遭遇し、困惑することがあります。また、せっかくなら「ありがとう」などの挨拶や、「かわいい!」などの感情表現くらいは覚えて現地の人と意思疎通してみたいもの。そんな戸惑いや願望を解決するために、滞在中に必ず見かける・使えるフィンランド語だけを厳選し、まとめてみました。

こばやし あやな

執筆者:こばやし あやな

フィンランドガイド


営業時間の表記は、これらの言葉を知ればばっちり解読!

営業時間

店舗の正面扉やウェブサイトなどには、たいていこのような省略表記で営業時間が示されている。ポイントは、各曜日の呼び方と省略形を覚えること

さて、例えば上の写真は、それぞれいつの営業時間について表記されているのか、おわかりでしょうか。フィンランド語で曜日について表記するときは、各曜日の名前の頭文字2文字を省略記号として用いる習慣があります。

ma./maanantaiーナンタイ):月曜日
ti./tiistaiティースタイ):火曜日
ke./keskiviikkoスキヴィーッコ):水曜日
to./torstaiルスタイ):木曜日
pe./perjantaiルャンタイ):金曜日
la./lauantaiウアンタイ):土曜日
su./sunnuntaiンヌンタイ):日曜日

つまり上の看板は、営業時間がそれぞれ月~金曜9:00~21:00、土曜9:00~18:00、日曜12:00~18:00であることを示しています。

このほかに営業時間を示す看板でよく見かける語としては、以下のものがありますね。

avoinnaaukioloajatヴォインナ/ウキオロアヤットゥ):営業時間
ark./arkipäiväルキパイヴァ):平日
viikonloppuヴィーコンロップ):週末
pyhäpäivä/juhlapäiväプュハパイヴァ/フラパイヴァ):祝祭日
joka päiväイヴァ):毎日
aukiウキ):営業中
suljettuルェットゥ):閉店
klo./kelloケッロ):◯時

ちなみに、「10-20/10-18/12-17」のように、曜日名を出さずに営業時間が3項目併記してある場合は、平日/土曜/日曜と解釈します。

余談ですが、フィンランドのお店は、ショーウィンドーの明かりを閉店時間中も灯し続けておく習慣があるので、あっまだ開いてる!と思って駆け寄ってみたらsuljettuだった、という悲劇が往々にしてあります。

ドアを開けずともわかる、男女トイレの見分け方

女性トイレ扉

トイレに限らず、サウナやスイミングプール、シャワールームの扉でもM/Nの文字はよく見かける

アイコンや色使いで明確に示されていたら迷う必要のない、男性トイレ&女性トイレ。けれど街ではしばしば、フィンランド語の「男性」「女性」それぞれの頭文字だけをとったMNかだけが扉に書かれていることがあり、外国人を悩ませます。

WC/vessa
ヴェッサ):トイレ
M/miesエス):男性 ※「男性トイレ」はmiestenvessa
N/nainenイネン):女性 ※「女性トイレ」はnaistenvessa

 
またこの他にトイレの扉でよく見かける用語は以下の2つ。

invaンヴァ):車椅子でも利用することができるトイレ
lastenhoittoステンホイット):「子守」の意で、乳幼児用のおむつ交換台や専用便器あり

MかNかは、トイレの他にサウナやシャワールームなどでもよく使われる象徴的な頭文字なので、ぜひ覚えておきましょう。

次ページでは、お得な買い物をするのに欠かせないショップ用語と、レストラン・カフェでの困惑用語を一挙紹介!

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます