iPhone5のテザリングは使えるのか(2ページ目)

USB接続のテザリング回線速度

LTEが高速でもテザリングで速度がでなければ何にもならない。まずは、iPhone5とコンピュータをUSBで接続してみよう。

1.iPhone5の「設定」から「Wi-Fi」を選択し、「Wi-Fi」項目を「オフ」にしておく。

2.iPhone5の「設定」から「インターネット共有」を選択し、「インターネット共有」項目を「オン」にする。

3.iPhone5付属のUSBケーブルでコンピュータと接続する。

Wi-Fiでの接続も可能だが、電波を使わない分、USB接続の方が高速で安定している。1人で利用するのであれば、USB接続をお勧めしたい。
さて、回線速度を「速度測定システム Radish Networkspeed Testing 東京 」で測定してみた。
26.8MbpsとLTEの回線速度をわずかに下回っただけだ。これなら十分利用できる。

データ通信量の制限は問題になるか

ここまで来ると「通信に7GBというデータ通信量の制限がある」ことが気になるだろう。

結論から言うと、筆者のように「仕事で1日中インターネットを利用する」場合は、とても足りない。しかし、「帰宅してから夜だけインターネットを利用する」といった利用方法なら制限に引っ掛からないと思う。この辺りは、「iPhone5　7G　制限」といったキーワードで検索すると様々な体験談がヒットするので参考にするとよいだろう。

また、電池の持ちも気になるところだ。実際に利用してみると、1時間で10％弱しか減らない。単純に10時間利用できる訳ではないだろうが、必要十分だ。電源のあるところで利用するのであれば、接続はWi-Fiにはなるが電池の心配は無い。

次はWi-Fiで接続したときの回線速度を見てみよう。