なんとなく東灘>芦屋>西宮
阪神間の「相場の南北差」はよく話題にされますすが、東西差はどうでしょうか?ここでもう一度1ページ目の表を見てみましょう。南北も差がありますが、東西も差が見て取れます。西宮から芦屋、東灘、方角では東から西に行くに連れて色が濃くなっています。その傾向は阪急>JR>阪神の順に強くみられます。
駅数が少ない阪急沿線は「岡本」駅を頂点として、「駅別坪単価」がきれいなグラデーションを描いています。一方、駅数の多い阪神沿線は御影/住吉と芦屋に二つの頂点を持ち、芦屋から武庫川にかけての駅力にはかなりのデコボコがあります。
これらの数字は新築マンションからのみ算出されたものなので、この数字をもってして「不動産相場」とするには少し乱暴です。ただ、新築マンションの価格は、周辺の中古マンション相場や賃貸マーケットもある程度(あくまで「ある程度」ですが…)加味した上で決められているので、おおまかな傾向を把握するには十分活用できるものといえます。