延命系素材
過酷な環境にも負けない!
例えば上記ランキングでも2012年・2013年とも6位にランクインしている“ボタンボウフウ(長命草)”は、大手の化粧品会社や健康食品会社も注目し、製品化が進んでいる成分。
長命草とは、沖縄県の那国島に生息する、生命力の強さで有名な植物。那国の強い紫外線から自らを守るためにポリフェノールをつくりだすことができる性質を持っています。
また、食物繊維・ビタミン・カルシウム・鉄分等、栄養成分がバランスよく含まれていることから、古くから美容健康食品として親しまれています。
食材系素材
伝統的な韓方食材のひとつです。
ショウガブームに続く、食品系素材。カラダを内側から温かく健康に保ち、滋養強壮成分として注目したいのが、高麗人参に含まれる“サポニン”です。高麗人参は1800年以上も前の中国の伝統医学書にも記載があり、実際にそれ以前から医療的な分野でも使用されていたと考えられています。
その後の中国最古の薬物学書、『神農本草経』にもその効能の説明があり、「人参は上薬であり声明を養う薬、長期の服用可能」とされています。ちなみに、その本では365種類の薬物が紹介されていて、『上薬・中薬・下薬』という3つのランクに分かれています。
これは現在の日本でいうところの、健康食品・医薬部外品・処方箋のようなイメージですが、上薬は、短期的な病気の治癒のために飲むものではなく、どちらかというとサプリメントなど健康維持のために飲むイメージ。中薬は、飲み方に注意が必要とされているもので、ドラッグストアなどで販売されている薬のような位置づけ。下薬は、治療のためのみに使われるもので、病気の方に医師が処方する処方箋のようなものです。
高麗人参は上薬と位置付けられていることから、古くから人々の健康を支える成分であったことがわかります。
美容系素材
ウコンは女性の強い味方!
お酒のお供として定着した感のあるウコン。今は男性が飲むようなイメージがありますが、女性用商品もこれから増えるのではないかと予想されます。
ウコンには、春ウコン・秋ウコン・紫ウコンなどの種類があります。その中でも、特に秋ウコンには、“クルクミン”という成分が豊富で、女性に嬉しい効果が満載!
そのひとつが“冷え予防”。冷えにより、不妊症やむくみなど不調が表れるのですが、秋ウコンを摂取することによってそんな冷えの悩みを改善することができます。また、代謝活性効果により、ダイエットにも最適。お酒のイメージだけではない、美容・ダイエットウコン商品に期待したいと思います。
今年も気になるのは、あの成分!
馬プラセンタに期待大!
また、個人的にはプラセンタサプリも気になっています。豚、羊など、様々なプラセンタを試してみましたが、中でも注目したいのが、希少とされているサラブレッドの馬プラセンタ。
希少なため価格も高価ですが、その分、期待値も高いもの。様々なプラセンタ商品があふれている現状、成分や実感性の高さで差別化する商品も増えていくのではないでしょうか。
2013年も、自分に必要なサプリをチョイスして、毎日の美容・健康維持に役立ててくださいね!