DTM・デジタルレコーディング/DTM基礎知識

ブラウザで楽しむDTMの世界(3ページ目)

Web Audio API、さらにはWebMidiLinkという新しい技術の登場により、ブラウザだけでDTMが楽しめるようになってきました。主に日本の個人のエンジニアが中心となって開発しているブラウザDTMを紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

ピアノロール画面で楽曲の入力も可能

では続いて、次のサイトにアクセスしてみてください。
WebSequencer

WebSequencer

ピアノロールエディタで曲入力が可能なWebSequencer

今度はピアノロールの画面が登場してきましたよね。こちらは先ほどのWebMidiLinkの発展系ともいえるもので、ピアノロール画面でシーケンスを自分で組んでいくことができます(先ほどのもMMLという方式で組むことは可能です)。

とりあえず、デフォルトでデータが入っているので、「Play」ボタンを押してみてください。どうですか?結構すごいでしょ?

こちらも、先ほどと同様にソフトシンセの差し替えが可能になっています。そして、ピアノロールに入っているデータをエディットしたり、もちろん全部クリアして新規に入力していくことも可能なので、ぜひ試してみてください。

これが、ブラウザDTMの世界なんですよ。結構すごいと思いませんか?

技術的なことについては、以前AV Watchで開発者のg200kgさん、aikeさんに取材をしているので、そちらをご覧ください。またその後も、さまざまな方々がこれに賛同し、新しいソフトシンセの開発などに取り組んでいるんです。

いまのところ、すべて無料で試せる世界であるのも大きな魅力のひとつ。ぜひブラウザDTMの世界を堪能してください。

【関連記事】
第514回:DTMに新たな進化。複数Webブラウザで演奏/同期

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