ガイド・大久保が注目したポイントは!
-売り主はゼネコン。「構造」「意匠」に本業の実力が発揮されているか?「センチュリーフォレスト」の売主は建設業を本業とする鹿島建設です。鹿島建設は建設業界において、売上高1.4「兆円、第3位の実績を誇る企業。したがって、業界を牽引する立場にある企業として、建築物の良し悪しを左右する「構造」「意匠」「施工」について、どのような取り組がなされているかが気になるところでした。
また、「センチュリーフォレスト」は、その名が示すように、世紀を超えて育まれてきた緑豊かな住環境の基盤を次の世紀へと継承していくことを目指した、都心では数少ない中層・大規模の建て替え事業です。実際にその名に恥じない取り組みがなされているかも確かめておきたい点でした。
〈センチュリーフォレスト〉北側の提供公園から望む。外観は極めてシンプルです。
東側のメインエントランスに面した「うぐいすウォーク」。高木と低木、落葉と常緑が織りまぜてある並木道になっています。
<物件見学レポート1(立地)>
立地としてのポテンシャルは高い
「センチュリーフォレスト」は渋谷駅徒歩7分、都心エリアのなかでもIT産業やヒカリエなどの商業施設の集積度が高く、JR・地下鉄・私鉄9路線が交わり日々約215万人が利用する日本で第4位(東京駅は第7位)の乗降客数を誇るターミナル駅です。背後に大きな需要をかかえ、衰退しにくい立地といえます。他の都心エリアと比べても、ポテンシャルは相当に高いといえるでしょう。渋谷だけではなく、代官山駅からも徒歩8分でまさに生活圏です。渋谷ほど人が多くなく、街のサイズも小さいので、人間的なスケールで親しみのもてる街です。ほとんどすべての生活に必要な商品、サービスを手に入れることができますし、洗練されたレストランやインテリアショップもそろっており、身近なところで最先端の刺激を受けることができます。
代官山駅近くのオシャレストリート・八幡通り。カフェやお洒落なショップが集まっていて、人通りも多く賑やかです。代官山駅からマンションへは、この八幡通りを歩きます。