男のヘアケア/抜け毛・薄毛の改善

年末年始こそ実践すべし!「空腹力」による発毛促進

忘年会や新年会で食べ過ぎ、飲み過ぎが増えがちなこれからの季節。もちろん、抜け毛・薄毛予防の観点から見れば、できるだけ避けたいことです。そこで提案したいのが「空腹状態」。食べ物がなくなった胃の中でつくられる、ある物質を使って動物実験をしたところ、全身で抜け毛・薄毛予防に効果があるIGF-1が増加したという結果が報告されたのです。

執筆者:All About 編集部

年末だからこそ実行したいユニークな抜け毛・薄毛予防

街のイメージ

今年も薄毛男性の大敵?忘年会シーズンが到来

2012年も師走となり、忘年会シーズンがやって来ました。年が明ければ今度は新年会が待っているわけで、食べる・飲む機会が圧倒的に増えますね。

同僚や友人との親睦を深める楽しい時間だけに、わかってはいても、ついたくさん食べたり飲んだりしてしまい、翌朝の胃のむかつき、二日酔いからの頭痛、激しい後悔……そんな方が増えそうです。

しかし、本サイトの読者の皆さんなら、そうした暴飲暴食が抜け毛・薄毛予防の観点からご法度であることはご存じのはず(詳しくは「ここで差がつく 薄毛男性年末年始の過ごし方」をご覧ください)。

「強い意志を持って、腹八分目をセーブしています」という皆さんへ、さらに一歩先行くアドバイスを送りましょう。それが「空腹のススメ」なのです。


カギを握るのは「グレリン」という物質

「ずいぶんムチャなことを言うな……」ですって? しかし、次に示す実験の結果が、空腹状態が発毛を促すことを物語っています。

マウスを空腹状態にすると、胃で「グレリン」という物質がつくられます。グレリンは、動物に「何か食べ物を探して食べろ」という摂食行動を起こさせる働きがあります。グレリンがつくられなければ、私たちは空腹に気がつかず、エネルギー切れを起こしてしまうわけですね。

そして、このグレリンは、知覚神経を刺激することが過去の研究で実証されています。この事実から、空腹時に胃でつくられたグレリンは知覚神経を刺激し、全身でIGF-1を増やす可能性が浮かび上がるのです。

実際にグレリンを投与してみると……? 次ページで結果を発表しましょう。

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