年末だからこそ実行したいユニークな抜け毛・薄毛予防
今年も薄毛男性の大敵?忘年会シーズンが到来
同僚や友人との親睦を深める楽しい時間だけに、わかってはいても、ついたくさん食べたり飲んだりしてしまい、翌朝の胃のむかつき、二日酔いからの頭痛、激しい後悔……そんな方が増えそうです。
しかし、本サイトの読者の皆さんなら、そうした暴飲暴食が抜け毛・薄毛予防の観点からご法度であることはご存じのはず(詳しくは「ここで差がつく 薄毛男性年末年始の過ごし方」をご覧ください)。
「強い意志を持って、腹八分目をセーブしています」という皆さんへ、さらに一歩先行くアドバイスを送りましょう。それが「空腹のススメ」なのです。
カギを握るのは「グレリン」という物質
「ずいぶんムチャなことを言うな……」ですって? しかし、次に示す実験の結果が、空腹状態が発毛を促すことを物語っています。マウスを空腹状態にすると、胃で「グレリン」という物質がつくられます。グレリンは、動物に「何か食べ物を探して食べろ」という摂食行動を起こさせる働きがあります。グレリンがつくられなければ、私たちは空腹に気がつかず、エネルギー切れを起こしてしまうわけですね。
そして、このグレリンは、知覚神経を刺激することが過去の研究で実証されています。この事実から、空腹時に胃でつくられたグレリンは知覚神経を刺激し、全身でIGF-1を増やす可能性が浮かび上がるのです。
実際にグレリンを投与してみると……? 次ページで結果を発表しましょう。