空腹時間の長さに比例して、IGF-1が増える可能性も増大
空腹状態が長引くほど、発毛促進の可能性は上がる
動物が「飢え」を自覚し、食べ物を摂取して生存していくためにグレリンの作用は極めて重要で、グレリンは、IGF-1を増やすことで海馬を活性化し、記憶力や学習能力を高め、食べ物探しに貢献していることも推測できます。
やや難しい話になってしまいましたが、ポイントは、空腹時間に比例して知覚神経を刺激する時間も長くなり、ひいてはIGF-1が増え、抜け毛・薄毛予防、育毛・発毛を促す可能性が高くなるということなのです。
お腹が発する「グ~~ッ」は薄毛男性の福音に
トウガラシが知覚神経を刺激するといっても、断食明けは刺激が強すぎるのでNG!
朝だけ抜く、あるいは朝、昼と二食抜く半日断食などの方法がありますが、脱水を防ぐために水、お茶などは必ず飲んでください。個人差はありますが、1日に1~2リットル程度が目安です。
そして、断食明けは、野菜ジュース、おかゆなどを摂るようにしてください。温かいおかゆも、IGF-1を増やしやすく、味付けは薄味にして、ゆっくり時間をかけ、少しずつ食べることがポイントです。
慣れてくれば、食べ過ぎ、飲み過ぎた翌日でなくても断食に挑戦し、空腹状態をつくってみてもいいでしょう。
お腹が減った時の「グ~~ッ」は、まさにあなたにとっての福音。そう思えば、空腹もまた楽しい時間になりそうです。