ぎんなん(銀杏)の美味しい食べ方レシピと殻の剥き方!
いちょうの葉がきれいに色づく頃、いちょうの木の実であるぎんなんも食べ頃ですね。お店では果肉を取り除いた状態で売られていますが、固い殻をむく手間を考えると、なかなか買ってまで食べようとは思えない方も多いのではないでしょうか。でも、自宅でぎんなんを好きなだけ食べられると思ったら、やってみたくなりませんか?
固い殻は、自宅にあるペンチで割ってから、殻をむき、加熱していただきます。黄金色のぎんなんの実は、ねっとりとしていて、独特のコクと後からやってくる苦味が特徴。炒って食べれば香ばしく、ゆでてから食べればぷちんとはじけるおいしさです。ここではぎんなんの殻の剥き方と、ぎんなんの串焼き・ぎんなんご飯の作り方も一緒に紹介します。
固い殻は、自宅にあるペンチで割ってから、殻をむき、加熱していただきます。黄金色のぎんなんの実は、ねっとりとしていて、独特のコクと後からやってくる苦味が特徴。炒って食べれば香ばしく、ゆでてから食べればぷちんとはじけるおいしさです。ここではぎんなんの殻の剥き方と、ぎんなんの串焼き・ぎんなんご飯の作り方も一緒に紹介します。
ぎんなんの殻をむく方法の材料(2人分)
ぎんなんの殻をむく方法の作り方・手順
ぎんなんの下ごしらえ
1:道具の準備
ペンチを用意します。ペンチは右のもののように、はさみこむ部分に丸い隙間があるものを用意します。左のもののように隙間がないと、ぎんなんを殻ごとつぶしてしまいます。
2:ぎんなんをペンチにはさむ
ぎんなんを、写真のように、丸いくぼみに縦にはめ、縁の部分がペンチに接するようにして入れます。
3:ペンチに力を入れる
軽く力を入れると、ぎんなんの殻にきれいな割れめが入ります。力を入れすぎると中身がつぶれてしまうので、注意しましょう。
4:殻をむく
殻に割れ目が入るとむきやすくなるので、手で殻をむきます。薄皮はついたままですが、加熱すると自然にとれるのでそのままにしておいても大丈夫です。
ぎんなんを炒る
5:ぎんなんを炒る
ぎんなんの薄皮に爪楊枝などで、切れ目を少し入れておきます。こうすると、薄皮がむけやすくなります。
フライパンで実が透明感のある緑から黄色になるまで弱めの中火で炒ります。薄皮は自然に取れていきます。
取れない場合もあります。その場合は冷めてから手でむきます。フライパンで実が透明感のある緑から黄色になるまで弱めの中火で炒ります。薄皮は自然に取れていきます。
6:ぎんなんの串焼き
炒ったぎんなんを3つずつ、爪楊枝に刺したらフライパンで焦げ目がつくまで軽く焼きます。仕上げに塩をパラっとかけて、できあがりです。
ぎんなんをゆでる
7:ぎんなんをゆでる
銀杏の薄皮に爪楊枝などで軽く切れ目を入れておきます。こうすことでゆでたとき薄皮がむけやすくなります。
小鍋にお湯を沸かしたら、実が透明な緑から黄色になるまでゆでます。このとき、お玉の底で転がすようにすると、薄皮がむけていきます。
小鍋にお湯を沸かしたら、実が透明な緑から黄色になるまでゆでます。このとき、お玉の底で転がすようにすると、薄皮がむけていきます。
8:ぎんなんご飯
炊きたてのご飯にゆでたぎんなんと塩を加え、混ぜ合たらぎんなんご飯のできあがりです。
ガイドのワンポイントアドバイス
ぎんなんは一度にたくさん食べると、消化不良を起こしたり、のぼせたり、鼻血が出たりすることがあります。大人は1日10粒、子どもは4-5粒を限度に食べるようにしましょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。