住みたい街探索 今回は、兵庫県の加古川市をご紹介したいと思います。
加古川市ってどの辺りにあるか、ご存知ですか?
神戸と姫路の真ん中あたりに位置し、市内を加古川という川が流れている町。
最近では、そごう加古川店の閉鎖で有名かも?
実はこの「加古川」私が中学から高校を卒業するくらいまで育った町なのです。
田舎のようで都会、都会のようで田舎のこの町の魅力をご紹介してきます。
人口26万余りの地方都市の加古川は、JRの新快速の停車駅でもあり、大阪から電車で48分の距離にあります。
現在では大阪・神戸のベッドタウンとしてのイメージが強いようですね。
加古川の名前の由来は、まさしく市内を流れる加古川からきたものですが、もともと加古川にある日岡山が鹿の児に見えたところから、鹿古郡と言われ、その鹿古の丘に沿って流れる川なので、鹿古川、加古川となったと言われています。(播磨風土記より)
歴史的にも大きな役割を果たした町です。
国宝の鶴林寺(かくりんじ)は聖徳太子ゆかりの寺として有名です。
物部氏と曽我氏の争いを避けこの地に身を隠していた高麗の僧、恵便(えべん)に教えを請うために聖徳太子が訪れ、後に精舎を建立させたのが、鶴林寺の始まりと言われています。
また、先に加古川の名前の由来に登場した日岡山は「古代日本の国造りの拠点とされる高千穂の宮の所在地は、兵庫県加古川市日岡町である」との説があるほど。
確かに日岡山にある日岡神社には、高千穂の峯に降り立ったとされるニニギノ命の息子の嫁、孫にあたる山幸彦の妻の豊玉姫命、その子の鵜葦草葦不合命(ウガヤフキアエズノミコト)などを祀っており、そんな事もあるかも?って思わせます。
まあ~真偽はともかくとして、加古川には古代ロマンを彷彿とさせる話がいっぱいあるようです。