TORAYA TOKYO
2012年10月3日、リニューアルオープンした「東京ステーションホテル」2階に、老舗和菓子店「とらや」初のコンセプトショップ「TORAYA TOKYO(トラヤ トウキョウ)」がオープン。駅を行き交う人々の出会いや旅立ちに寄り添うように、「では また 東京駅で」をキャッチコピーに掲げます。喫茶と物販の複合店「TORAYA TOKYO」
リニューアルオープンした「東京ステーションホテル」。東京駅丸の内駅舎の中に位置し、メインエントランスは東京駅丸の内南口改札からすぐという魅力ある立地です。
喫茶と物販の複合店「TORAYA TOKYO」が入るのは、ホテル内の丸の内南ドーム内2階。
店舗設計は建築家の内藤廣氏によるもの。東京駅を見守り続けた赤レンガを象徴的に再生した内装は、クラシックな中にもモダンを感じさせます。
TORAYA TOKYOオリジナルメニュー
480年の歴史ある老舗和菓子店「とらや」、1980年にパリにオープンした「とらやパリ店」、和洋の垣根を越えたお菓子が楽しめる「トラヤカフェ(TORAYA CAFÉ)」。御殿場にある「とらや工房」。
「TORAYA TOKYO」で味わえるのは、とらやのこれら4つのブランドを代表するお菓子と、TORAYA TOKYOオリジナルメニュー。注目のメニューをピックアップしてご紹介します。
一番のおすすめは、3ブランドの代表商品が一度に味わえる「TOKYOプレート」。とらやの「夜の梅」、とらやパリ店の「ポワールキャラメル羊羹」、TORAYA CAFÉの「あずきとカカオのフォンダン」がワンプレートで楽しめます。
「夜の梅」は、切り口の小豆が夜の闇に咲くほの白い梅を思わせる、とらやを代表する羊羹。じっくりと煉り上げられた羊羹ならではの弾力と、濃厚で成熟した味わいが魅力です。
「ポワールキャラメル羊羹」は、キャラメルを煉り込んだ羊羹に、洋梨のブランデー“ポワールウイリアム”が香る洋梨のコンポートを合わせたもの。「あずきとカカオのフォンダン」は、とらやの餡にチョコレートを加えた焼き菓子。シナモンとポートワインのほのかな香りがアクセントになっていて、他にはない、まったりと濃厚な独特の口当たりが癖になります。
甘味だけはなく軽食も楽しめる「TORAYA TOKYO」。ここでしか味わえない「吹き寄せご飯」は、蒸す、焼く、揚げるなど、様々な方法で調理した野菜が目にも美味しい一皿です。
とらやパリ店限定メニュー&富士山便のお菓子
普段なかなか味わうことのできない各ブランド限定品が味わえるのもTORAYA TOKYOの魅力。
たとえば秋限定のとらやパリ店の「マロン饅頭」は、蜜漬けの洋栗に洋栗ペースト、バターを混ぜた漉し餡入りお饅頭。
また、富士山のふもと、御殿場のとらや工房から届く「富士山便のお菓子」は、私たちになじみの深いお菓子ばかり。お菓子は曜日替わりで月曜日は大福、火・木・土曜日はどら焼き、水・金曜日は人形焼。日曜日だけはTORAYA CAFÉからTORAYAあんぱんが届きます。
TORAYA TOKYO限定ギフト
喫茶だけでなく、ギフト商品も見逃せません。
おすすめは、やはりここでしか買えないもの。
たとえばオリジナルのギフトボックスに「とらや」と「TORAYA CAFÉ」の2つのブランドの詰め合わせを購入できるのは、コンセプトショップであるTORAYA TOKYOならでは。
また、パリ在住の画家、P・ワイズベッカー氏が描いた東京駅丸の内駅舎をパッケージにしたTORAYA TOKYO限定の「小形羊羹5本入(夜の梅)」。美しい装いに加え、製造日から1年という日保ちの良さで、国内外への手土産に向いています。
伝統を大切にしつつも、常に新しいことに挑戦し続けるとらや。また一つ、美味しい顔が増えました。
<店舗情報>
TORAYA TOKYO
所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル2 階
※JR「東京」駅 丸の内南口直結
電話:03-5220-2345
営業時間:10:00~21:00(平日・土曜) 10:00~20:00(日曜・祝日)
※祝前日は21:00 まで。
※喫茶オーダーストップは閉店の30分前。
年中無休
客席数:48 席