醤油ダレの変わりカツ丼2軒(2ページ目)

 新潟名物カツ丼とは？

近年、全国的に認知されてきた新潟のご当地カツ丼「タレカツ」。その歴史は昭和20年代まで遡るといいます。市内を流れる堀に沿って様々な屋台が並んでいました。その中の1軒のとんかつ屋台が、玉子でとじないカツ丼を開発したのが始まりだそう。

神保町にある、その名も「新潟カツ丼 タレカツ」で食べられるこの丼。薄切りの豚肉に細やかなパン粉をまとわせ、ラードでカリッと香ばしく揚げ込みます。そして注ぎ足し作られる醤油ダレにくぐらせ、ご飯の上へ。薬味なども一切なしという潔さ。

ご飯と共にカツを頬張ると、サクサクとした食感のあとにくる豚肉の旨味。そしてジワリとにじみ出す、ラードのコクと醤油ダレ。鰻の蒲焼きに用いられるタレのような、深い甘みとまろやかな醤油の辛みを楽しめます。
 驚くのは、最後までカツの食感が損なわれないことです。ご飯もタレとの相性を考慮し、粒の際立つ固めに炊かれているところも、文句無しの旨さです。

シンプルだからこそ、何度でも食べたくなるその味わいをご堪能あれ！

■新潟カツ丼　タレカツ
【所在地】：東京都千代田区西神田2-8-9
【電話番号】：03-5215-1950
【定休日】：無し
【地図】：Yahoo!地図情報
【営業時間】：11:30～15:30、17:00～22:00（ラストオーダー21:30）
土曜は11:30～15:30、17:00～20:30（ラストオーダー20:00）
日祝は11:30～15:30（ラストオーダー15:00）