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共働き夫婦の医療保険、どうする? 後編(3ページ目)

「共働き夫婦の医療保険、どうする? 前編」では、入院した時にかかる費用について解説しました。今回は、病気やケガに備える医療保険をどうやって選べばいいか解説します!

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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夫婦は、それぞれ別に医療保険に入ったほうがいい?

保険の見直しのご相談を受けていると、夫の保険に家族特約とか配偶者特約といった形で妻の保障をつけているケースをよく見かけます。夫の保障に対して6割位の保障内容(夫:入院日額1万円、妻:入院日額6,000円など)ということが多いようです。

メリット:特約の一種なので、保険料としては割安
デメリット:主契約である夫の保険を解約したり、夫が死亡したりした場合は、配偶者特約も終了してしまう。
ガン保険など、夫が亡くなっても妻の保障が継続できるケースもあるが、支払う保険料は夫が生きていた時の保険料と同額になる。

といったことが挙げられますが、保障をもう少し上乗せしたい場合は、共済などで補うのもいいでしょう。
終身医療保険と共済や職場の団体保険を組み合わせるのもいいね!

終身医療保険と共済や職場の団体保険を組み合わせるのもいいね!


共働き夫婦の場合は、妻がケガや病気で働けなくなったときにも備えられるように、夫婦それぞれが医療保険に加入することをお勧めしています。


 

職場のグループ保険や団体割引も活用

勤務先でグループ保険や保険の団体契約を扱っているところもあります。保険料が安いわりに保障内容が充実していることが多いですし、家族特約がつけられる場合もありますので、ぜひ会社の福利厚生などを調べてみましょう。「夫の職場にはないけれども、妻の職場で扱っている」という方は、妻が契約するのもアリですね! (リタイアした後も保障が継続できるかも確認してください)

病気やケガに対する不安を、全て保険で賄おうとするとたくさん保険に入らないとならなくなってしまいます。保険だけでなく保健にもお金を使うように心がけましょう。

【関連リンク】
「共働き夫婦の医療保険、どうする? 前編」
共働き妻の万が一に備える保険は?
健康にかけるお金、いくらかけている?
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