突然ですが、DINKSの皆さんは、1ヶ月の食費、いくらくらいですか? 共働きのカップルは、仕事帰りに買い物をして、家で食事を作るというのは、結構大変ですよね。出来るだけ夕食は自炊をしているという方でも、残業で遅くなった! 疲れた! という日は、お弁当やお惣菜を買ったり、2人で外食をしたりすることもあると思います。ふと気が付くと、1ヶ月の食費が結構かかっていた! なんてことはありませんか? 他のDINKS家庭は、どうしているんだろう? 今回は、そんな疑問にお答えします!
 
今日は疲れたから外食にする?便利だけど、お財布も気になるところです……

今日は疲れたから外食にする?便利だけど、お財布も気になるところです……



 

DINKS世帯の食費は毎月どれくらい?

総務省「平成26年全国消費実態調査」によると、夫婦共働きで子どもが0人の家庭(DINKS世帯)について、毎月の収入と食費は次のようになっています。

 
総務省「平成26年全国消費実態調査」を元にガイド平野が図表作成

総務省「平成26年全国消費実態調査」を元にガイド平野が図表作成


表の一番左は、夫婦共働き世帯(子どもなど、夫婦以外の家族がいる世帯を含む)全体平均です。DINKS世帯は、世帯人数が2人なので、食費やエンゲル係数は、全体平均より低い傾向にあります。けれども、1人あたりの食費は、全体平均を4千円以上上回っています。全体平均の世帯主の年齢が近い「妻が45~49歳」を見ると、1万3千円近く多くなっています。

もう1つ注目したいのは、外食にかける費用です。毎月の食費に対する外食費の割合は、全体平均21.8%に対して、妻がどの年代のDINKSも29.4%~37.1%と、かなり高くなっていることが分かります。仕事帰りに外食をしたり、せめて週末はゆっくり外で……というカップルも多いのでしょう。
 

週1回外食、中食は週2回⁉

 
揚げ物や家でなかなか作らないお惣菜もあって、中食は便利!

揚げ物や家でなかなか作らないお惣菜もあって、中食は便利!


日本政策金融公庫の「平成30年度上半期消費者動向調査」によると、「週に1回程度以上外食をする」と回答した人の割合は、4割弱(37.7%)いるそうです。男性(42.2%)の方が、女性(32.8%)よりも割合が高いですが、前回(15年前)の調査(男性:35.1%、女性:21.3%)と比べると、女性は10%以上増えていることが分かりました。
 
また、「週に2回程度以上中食(なかしょく)を利用する」と回答した人も、4割弱(37.5%)に上っています。男性(40.6%)、女性(34.4%)ともに、前回(15年前)の調査(男性:30.2%、女性:21.2%)よりも10%以上増えていました。

同調査では、外食や中食が増えた理由として、「料理をしたり後片付けをする手間が省けるから」「家庭で作ることが難しい又は面倒な料理を味わえるから」「普段の家庭の味とは違うものが味わえるから」等が挙げられていました。

女性の社会進出に伴って、食事を作る時間を短縮するための便利な物(調理家電・調理済み食材等)やサービス(食材宅配等)が増えていますが、外食や中食も、ヘルシー志向を取り入れたメニューが増えてきました。

ガイド平野も外食や中食をよく利用しますが、味付けも濃すぎず、魚料理や揚げ物など自宅で作るのは面倒なメニューもお手ごろな価格で利用できるので、本当に助かっています。栄養バランスを考えて品目を多くすると、食材をたくさん買うことになり、量も作りすぎてしまう傾向があります。常備菜をいくつか作って、アクセントに中食を利用することも増えてきました。

時間や費用はかけたくないけれど、栄養バランスにも気を配りたい……メタボリックシンドロームや生活習慣病が気になる30代~50代の働き盛りDINKSにとって、食育(しょくいく)も重要なテーマですね!
 

25年で1,200万円の差! カップル対抗、食費合戦!

食費対決! チョビリッチDINKS vs スマートDINKS!
 
いつまでも仲良く一緒に食事を楽しみたいね! そのために、今から出来ることは?

いつまでも仲良く一緒に食事を楽しみたいね! そのために、今から出来ることは?


■チョビリッチDINKS~リエさん夫婦の場合
トオルさん(35歳)とリエさん(35歳)は、結婚後も夫婦のコミュニケーションを大切にしたい、と毎週1回は外食をすることにしています。リエさんは、健康に気を使って、有機栽培野菜や無添加食品を使った料理を心掛けていますが、忙しい時期は帰りが遅くなる時もあるので、駅ビルでお惣菜を買うこともあります。彼と共通の楽しみは、夕食時のワインと月に1、2回友人たちとの食事会。ワインは週に1本のペースで飲んでいます。2人の食費は、いくら位になるでしょうか? ざっくり計算してみました。

●週に1度の外食:平均8,000円×4週=32,000円
●自炊(有機栽培野菜・無添加食材)と中食:30,000円
●ワインを週に1本のペースで楽しむ:3,000円×4週=12,000円
●月に1~2回、共通の友人たちと食事:10,000円
●昼食は社員食堂(8,000円)+週に1~2回社外でランチ(6,000円):2人で28,000円
【合計】11万2,000円……×12ヶ月=1,344,000円……×25年=33,600,000円!

月々だけでなく、1年や数年単位で見ると、信じられないような金額になりますね。共働きをしているうちは心配ないかもしれませんが、ずっとこのままだとどうでしょうか?

 
1日の出来事を話しながら、夕食の準備!

1日の出来事を話しながら、夕食の準備!


■スマートDINKS~ヨシコさん夫婦の場合
ケンジさん(35歳)とヨシコさん(35歳)は、どちらかというと自炊派です。とは言っても、会社帰りにスーパーへ寄って、重たい荷物を持って帰るのは大変だし、欲しい物が売り切れていることも多いので、最近は宅配サービスを利用しています。ある程度まとめて注文しておけば、毎日買い物をする必要はありません。ちょっと足りなくなったら買い足すくらいで済みます。

仕事がある日の夕食は、作り置きおかずや便利な家電を利用して、あまり負担感のないメニューにしています。普段はあまりお金をかけていないけれど、友達と集まって食事をしたり、旅行をしたり……そんな時は、しっかり楽しんでいます。2人の食費は、いくら位になるでしょうか?

●外食と中食:10,000円
●食材宅配等を利用して自炊(有機栽培野菜・無添加食材も):30,000円
●昼食は社員食堂(10,000円)+月に2~3回社外でランチ(3,000円):2人で26,000円
●2~3ヶ月に1回、友人と食事会:5,000円/月
【合計】7万1,000円……×12ヶ月=852,000円……×25年=21,300,000円!

25年間の食費を先ほどのチョビリッチDINKSと比べてみてください。なんと、1,200万円以上の差がありますね。このカップルは、特別な節約をしているわけではありませんが、ちょっとした積み重ねでこんなにも違ってくるのです!
 

こだわりと節約のバランスを!

旅行やファッションより食を優先したいという方は、食費にお金をかける生活も良いと思いますが、自分たちが今どれくらい使っているのかを把握しておくことは大切です。ライフプランを立てて納得した上で使っているのか、それとも何気なく使ってしまっているのかをチェックしてみましょう。老後も出来るだけ生活レベルを落とさないで暮らしたいと考えるなら、こだわるところと節約するところのメリハリをつけて、今から準備してみてはいかがでしょうか?

2人で末永く楽しく暮らせますように!

【関連リンク】
・共働き夫婦の生活費の分担、どうしている?
・時短生活(All About家事・ライフスタイル)
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。