事例3 ひたすら貢献することでかわいがられる起業家

起業して成功する人は、共通して誰かのお役に立つ喜びを優先しています。結果的に周りにかわいがられて成功していきます。

あるデザイナーの卵のお話。生活できるだけの売上を上げる自信がなく、起業を躊躇しているという内容で、ガイドが起業相談を受けました。そこで、いろいろな人に無料もしくは低額でデザインの仕事を提供することで、まずは人脈を広げながら実績を作ったらどうかというアドバイスをしました。そして、ガイドのクライアントや周囲のコンサルタントに彼を紹介したのです。

それから半年間、彼はひたすら相手に貢献する気持ちで名刺やパンフレット、メニューブックなど様々な仕事に取り組みました。その結果、人脈もどんどんと広がり、今やいろいろな人からデザインの仕事を依頼されて寝る時間もないほどになっています。

逆に、相手への貢献よりも、まずお金がほしい、まず仕事が欲しいというのが前面に出てしまっている起業家がいるのも事実。メシを食うことで精一杯のサバイバル状態が丸出しなのです。ただ、それは接する人全てに伝わっていると考えてください。すぐにお金になるとわかると愛想を振りまき、逆にすぐにお金にならないとわかった瞬間に急に横柄に接するなど、お金だけが基準の怪しい雰囲気を醸し出している可能性があります。

そうならないように、起業して最初の1年間はひたすら貢献だけを考える期間だと決めておくと良いかもしれません。誰かのお役に立つ喜びを優先していけば、お金は後からついてくるものだと感じます。


事例4 夢を語ってかわいがられる起業家

会社員時代の社長から個人的に出資を受けるケースも

会社員時代の社長から個人的に出資を受けるケースも

会社員時代から起業の夢を語って成功のきっかけを掴むパターンも多くあります。

特に多いのは、会社員時代の社長や取引先にかわいがられ、起業の際に支援してもらうケースです。数百間、数千万円と個人的に出資してもらうケース、お金を貸してもらうケース、オフィスを間借りさせてもらうケース、売上が安定するまで仕事を外注してもらうケースなどがあります。

こうした支援を受けるために大事なのは、会社員時代から将来起業したいという夢を周りに公言しておくことです。会社員が将来起業したいという夢を公言してはいけないということはありません。起業のことをずっと周りに隠していきなり会社を辞め、裏切るような形で起業することも可能です。ただ、周りの人達に応援されながら起業することができたら、すばらしい人生となりますよね。

いずれにしても、こうした支援を受けるには今の勤務先での人間関係を良好に保つことが大切。また、起業後も勤務先と競合せず、協業できるように配慮もすることも必要です。みんなに応援され、辞めた後もかわいがられるような自分になれるように努力したいですね。