起業・会社設立のノウハウ/事業計画書・ビジネスプラン

士業で起業・独立開業するノウハウ(3ページ目)

多くの起業相談を受ける中、最近、同業者である士業の方からの起業・独立開業相談が増えています。内容としては総じて、方向性や独立への不安、集客方法などについて。資格さえ取得してしまえばメシを食えないことはないというのは過去のこと。生き残りを賭けた価格競争が激しさを増す中、不安を持つ方が多いのも当然でしょう。今回は、士業で起業・独立開業するノウハウを公開していきます。

中野 裕哲

執筆者:中野 裕哲

起業・独立のノウハウガイド

ブランディングを考える

強みを活かした尖ったコンセプトがブランディングにつながる

強みを活かした尖ったコンセプトがブランディングにつながる

Web上の露出度を高めたら、次にブランディングについても意識していきましょう。士業のブランディングは以下のサイクルをイメージすればうまくいくでしょう。

1 コンセプトをしっかりと打ち出す

2 Webなどの媒体で露出度を高める

3 多くのターゲット層に存在を知っていただく

4 オファーしていただく

5 多くの実績を出す

6 実績をアピール

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つまり、webなどの媒体で露出度を高める、それにより集客して多くの実績を出す、実績をアピールした上でまたwebなどの媒体で露出度を高めるということを繰り返すのです。このサイクルを何回転も回しているうちに、ターゲット層だけではなく、雑誌の取材、セミナーの依頼などの声もかかるようになります。

このサイクルを生み出すために重要なのは、1コンセプトをしっかりと打ち出すというところです。冒頭でお話しした理念やコンセプト作りがいかに重要か、再度おわかりいただけたのではないでしょうか。理念やコンセプトをじっくりと検討しましょう。

まだ先の起業・独立開業のために今、準備すること

最後に、起業・独立開業はまだまだ先と考えている方のために、長期的に何を準備しておくと良いかアドバイスします。

1. お客様側を経験しておく
士業で起業・独立開業を目指す場合、そこに至るまでの職務経験はとかく士業分野だけの経験に偏りがちです。もし、サービスを提供する予定のお客様側を経験しておくことができれば、後に大きな財産となります。

例えば、法人向けサービスで会社社長がターゲット層の場合、あなたが全く経営に関わったことがないとすれば、そのアドバイスは説得力を欠いたものになってしまう可能性があります。経営の中枢に近い立場を経験しておくチャンスがあれば、ぜひ経験しておきたいものです。起業・独立開業後にその経験が武器となります。

2. サービス業、営業職を経験しておく
士業においても他のコンサルタント業と同様、仕事をとってくることができなければ食べていくことはできません。もし、営業の仕事した経験が無かったり、苦手意識を持っていたりする場合は、ぜひ営業職の経験をするチャンスを見つけて体験しておくことをオススメします。起業・独立開業後、すぐにでも仕事を取ってこられるようになるはずです。
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