傾斜天井につけるダウンライトの選び方
写真8.スタディールーム(C)Hiroshi Tanigawa
中には、傾斜天井に取付可能でも配光制御はしていないものもあり、これは、一般型同様、器具に対して直角に光が広がることになります。
スポット的な光が必要な場所では、ユニバーサルダウンライトを真下に向ける方法もあります。ランプが奥に入っているタイプでは、角度を振ると器具の枠で、光が蹴られるものもあるので、ランプが浅いタイプや、傾けても、光が蹴られないように設計されたタイプを選んだほうがよいかもしれません。
乳白パネル付のダウンライトは、ランプが直接見えず、光は拡散するため、例えば、天井が低い場所や、傾斜の角度が大きく光源が見えやすい場所で全体を明るくしたい場合に適しています。
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