朝日を捕まえる家
![外観夜景](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/3/9/2/0/4/4/1.jpg)
写真1.外観夜景(C)Hiroshi Tanigawa
旗竿敷地の住宅は、周辺の建物に囲まれることが多いことから自然光が入りにくく敬遠されることもありますが、工夫次第では、心地よい住空間を生みだすことができます。設計は、住宅やリフォーム、店舗の設計を中心に活躍する、1級建築士事務所TKO-M architectsが手掛けています。
![外観昼景](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/3/9/2/0/4/4/2.jpg)
写真2.光が壁面に反射し室内が明るくなる(C)Hiroshi Tanigawa
また、光が効果的に室内広がるように、プランニングも随所に工夫がみられます。1階は東側の窓から朝日が入る寝室、2階は吹き抜けのあるリビングダイニングと階段を少し上がった2.5階をスタディールームが連続しています。スタディールーム下のガラス壁からは、玄関にも光が届くようになっています。(写真3)スタディールームには、天窓も設けられており、東側の窓と両方向から光が入り明るい雰囲気です。
![明るい雰囲気のLDK](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/3/9/2/0/4/4/3.jpg)
写真3.明るい雰囲気のLDK(C)Hiroshi Tanigawa