照明・LED/照明住宅実例

照明住宅実例:吹抜・傾斜天井と照明(3ページ目)

周囲を建物に囲まれながらも自然光を上手に取り入れた住宅事例のご紹介です。子供やお年寄りの住むご家庭では、昼間に家で過ごすことも多いため、自然光の入り方が特に重要になります。また、朝に明るい光を浴びることで、体が目覚め一日の活力となります。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド


傾斜天井につけるダウンライトの選び方 

スタディールーム

写真8.スタディールーム(C)Hiroshi Tanigawa

傾斜天井用ダウンライトの多くは、斜めに取り付けた時に真下に光が出るように下面のパネルや反射鏡で配光制御されていますが、メーカーや器具によってその効果は様々です。カタログに記載された取付可能範囲や配光対応範囲を必ず確認し、できれば配光データで明るさや光の広がり方を見ておくと良いでしょう。

中には、傾斜天井に取付可能でも配光制御はしていないものもあり、これは、一般型同様、器具に対して直角に光が広がることになります。

スポット的な光が必要な場所では、ユニバーサルダウンライトを真下に向ける方法もあります。ランプが奥に入っているタイプでは、角度を振ると器具の枠で、光が蹴られるものもあるので、ランプが浅いタイプや、傾けても、光が蹴られないように設計されたタイプを選んだほうがよいかもしれません。

乳白パネル付のダウンライトは、ランプが直接見えず、光は拡散するため、例えば、天井が低い場所や、傾斜の角度が大きく光源が見えやすい場所で全体を明るくしたい場合に適しています。

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