臭いものには蓋をするな!? お金と向き合う意識改革法(3ページ目)

パートナーとお金のことでケンカしないために

■臭い物に蓋をする、自分の思考に気づく
夫婦ゲンカの原因には、いろいろ考えられますが、お金に関することも、その1つに挙げられるでしょう。どちらか一方が将来や家計のことをしっかり考えているのに、他方は、あまり真剣には考えていなくて、いざ言い争いが始まると、「だって、ウチの会社じゃ、一生懸命働いても給料が上がらないから」とか、「君も、○○じゃないか！」とか言って、自分を正当化したり、根拠もなく、「まあ、なんとかなるよ」とか、「人生楽しまなければ、始まらないよ」と、妙に楽観的に考えたりする発言をしてしまいます。

相手から見れば、「他人のせいにするよりも、あなたが考え方を変えてくれないと、何も変わらないのに」、「私は、そんなに楽観的でいられないから、もっと、あなたには、しっかりして欲しいと言っているのに」と、かえって亀裂が生じてしまいます。

お金のことで、夫婦ゲンカになった時には、自分が「できない言い訳を考えてはいないか？」、「お金のことを楽観的に考え過ぎていないか？」を、少し冷静になって振り返ってみましょう。そして、もし自分に過ちがあった場合、素直にパートナーに謝りましょう。

■パートナーにお金に向き合って欲しいとき
ケンカが始まると、お互いにヒートアップしてしまい、売り言葉に買い言葉になって、収拾がつかなくなってしまいます。もし自分がしっかりしていて、相手にお金についてしっかりして欲しいと思った場合、相手が言い訳や楽観的な考え方をするものだと、まずは理解しましょう。

相手から、「君だって○○じゃないか！」と非難された場合、多少なりとも非があるのであれば、素直にそれを認めた上で、冷静に話しをするように務めましょう。そして、ゆっくりと時間をかけて状況を話し、楽観的ではいられない、自分の気持ちを素直に伝え、理解してもらうようにしてみましょう。

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