東京マラソン2012まで1週間を切りました。
東京マラソン2012は参加者数日本一のマラソン大会ですが、その観客数もまた日本一です。参加者を応援する人はもちろん、買い物客、観光客もついでかもしれませんが、沿道から盛大な声援を送ってくれます。そして沿道で演奏と演舞により応援してくれるグループも数多いのが東京マラソンの特徴です。その数は150団体以上にもなり、まさに東京がひとつになる日を彩ります。

観客としても、参加者としても

東京大マラソン祭りのパンフレット

東京大マラソン祭りのパンフレット

さらに、東京マラソン関連のさまざまなイベントがあります。フォトコンテスト、民俗芸能大会、ウォーキングツアー、応援ウォーク、3つのメイン会場でのさまざまなイベント。東京マラソンをめぐるこうしたさまざまなイベントが『東京大マラソン祭り2012』以下「大マラソン祭り」)を構成しています。
マラソンは走れなくても、レース出場抽選に外れてしまっても、ファミリーでも、東京マラソンをランナーや他の観客と一緒になって楽しめる東京大マラソン祭りは、実はレースに参加していないからこそ満喫できる催しもたくさんあるんです。

必須のパンフレット(プログラム)

「ボランティアガイドによる都内無料ウォーキングツアー」のようにすでに始まってしまっている催しもありますし、「マイ・ツリー~わたしの木~」のように募集期間が3月31日までとレース後まで継続する企画もあります。盛りだくさんな大マラソン祭りの全容は、都庁舎などで配布するパンフレットか、Webでパンフレットをダウンロードしてご覧いただくしかないくらいたくさんありますが、事務局から提供された資料によって、実際にレースを走る参加者の立場からコース沿いで実施されるランナー応援イベントをご紹介しましょう。

大きな大会に音と踊りの応援イベントはつきものです。私設、公設さまざまにありますが、大マラソン祭りのパンフレットに紹介されているイベントはいわば公認、公設。しかし、参加者には一般公募によって応募した団体が数多くあります。始まった頃は数集め、会場確保がたいへんだったようですが、最近はこちらも狭き門? 聞き応え、見応えのあるパフォーマー揃いです。

合唱団と応援団に送られてスタート

東京都庁のスタート地点。三枝成彰氏率いる六本木合唱団の国歌斉唱がありますが、これは大マラソン祭りのイベントではありません。スタートしたランナーは、新宿駅大ガードを潜るとすぐ左手で大学応援団による応援エールを受けますが、これも大マラソン祭りイベントとは別のようです。しかし、箱根駅伝選手のような気分になれてなかなかいいものです。

ペースがアップ! 自衛隊音楽隊

海上自衛隊音楽隊の演奏を聴く貴重な機会

海上自衛隊音楽隊の演奏を聴く貴重な機会

応援団の本格的な声援に送られて繁華街を抜けたランナーが受ける、最初の大マラソン応援イベントは市ヶ谷の自衛隊正門前で演奏する海上自衛隊東京音楽隊による応援演奏。曲はもちろん軍艦マーチ、だったかどうかはわすれましたが、リズミカルな行進曲であることは間違いなし。下り坂とあいまって、ここで文字通り調子に乗ってペースが上がりすぎるランナーの多いこと。少しテンポを遅くして演奏してくれるといいかななんて思ってしまいます。

せっかくの演技が見えない!

見逃せない迫力あるパフォーマンスも

見逃せない迫力あるパフォーマンスも
 

ステージは最高だが、ランナーから遠すぎる

ステージは最高だが、ランナーから遠すぎる

次は飯田橋駅ガードを潜ってすぐの左手、東京区政会館という何をしているのかよくわからない建物があり、その前の広場で千代田区の地元団体による応援イベントがあります。
しかし、そのイベントがランナーからはよく見えません。
これはほとんどの応援イベントに共通していえることなのですが、演奏会場が歩道を隔てて設定されていることが多く、距離が離れる上に、間にギャラリーが入ってしまいさらによく見えないことがたいへん多いのです。ランナーが道路の反対端に偏っているとさらによく見えないことになります。イベントの真ん前まで来てはじめて「あ、奥でなんかやってる」と思った瞬間にはすでに後方に流れ去っているというような次第です。
会場を歩道上に設営しない理由は、歩行者の通行上の理由からとお聞きしたように思いますが、そもそも自動車を通行止めにするくらいですから、演奏会場を歩道上に設営して歩行者はその後側の広場を通行させればいいだろうにというようなお話をさせていただいたことが記憶にありますが、ま、お役所のやることですから。
プレーヤーが地元ですから、家族らのギャラリーが熱心に見ていますが、当然ランナーにはお尻を向けているわけで、なかなか東京がひとつになるのは容易ではありません。

最初の10kmの応援イベントは短時間

目白通りを左折してから竹橋まで、3箇所のイベント会場が続きます。いずれも一般公募団体が出演しています。このあたりは一会場あたり2~3団体で努めます。まだスタートして間もないので、最初から最後までのランナーの通過時間が短い為ですが、これが後半になると有明あたりで7団体。フィニッシュでは20団体にもなります。
昨年は住友不動産九段ビル前での沖縄舞踊が人気で、立ち止まって撮影するランナーも。いまからそんなことしてて大丈夫かー!と心配してしまいます。

チアボーイが笑顔で演技

竹橋の高速道路手前左側にある一ツ橋総合ビル前は、会場のビルの広場が道路より一段高いところにあり、ステージとしては最高なのですが、歩道と階段によってさらに奥にひっこんでしまい、ダンサーの情熱がランナーに届きかねているような。
今年は、早稲田大学男子チアリーディングチームSHOCKERSが出演の予定です。チームの特徴はなんと言ってもメンバー全員が男だということ。レースの出場するメンバーがいるとのことで、全国大会での優勝実績もある力強い演技を笑顔で見せてくれるはずです。

皇宮警察は厚遇?

演奏者も手を振る

演奏者も手を振る

皇居内堀に出、広々とするけれども応援イベントは皇居外苑で演奏する皇宮警察音楽隊のみ。ただ、注目して欲しいのは、これは唯一歩道で演奏しているイベントであるということです。厚遇されているような。もっともあとから出てきますが、車道上(ということはコース上)で演じているイベントが二つあります。写真をご覧になれば分かるように演奏者とランナーがハイタッチしたり、まさにランナーと応援がひとつになっています。応援ギャラリーだって音は聞こえるし、横から前から見ることもできます。

日比谷公園のイベントは縮小

日比谷公園は今年は縮小

日比谷公園は今年は縮小

日比谷公園に達して、早くも10kmの部はゴールです。例年ゴール会場の日比谷公園は、さまざまなイベントがおこなわれていたのですが、今回は10kmの部が縮小されたこともあり、高校生の合唱や一般公募のチアダンスが計画されるのみと規模縮小のようです。