人並みに恋愛はしているけど、長続きしないのはなぜ?
どうしていつも恋愛が続かないのだろう・・・・・・
出会ったころのドキドキ感は、たしかに楽しい。でも、ゴールに結びつかない恋愛を繰り返していると、せつなさばかりが募ってしまうはずです。
恋愛が続きにくく、ゴールインに結びつきにくい場合、ある恋愛理論に当てはまっている可能性があります。それは、社会心理学者のマースタインが提唱した「SVR理論」です。この理論では、恋愛はS→V→Rという3つのステージを経て深まっていくと考えられています。
Sは刺激(Stimulus)のことで、外見や声、表情、スタイル、社会的地位などの、その人の“外側”の魅力。Vは価値観(Value)のことで、お互いの価値観が合うこと。Rは役割(Role)のことで、お互いを補う役割を担えることです。
外見だけでなく、価値観。価値観だけでなく、相補性
「外見は合格。でもパートナーとしてはちょっと・・・・・・」と思われていませんか?
さらに、一生付き合っていける相手かどうかを見定めるには、パートナーとしての相補的なR(役割)を発揮しあえる相手かどうかを重視するようになります。
たとえば、外見に惹かれて付き合い始めても、価値観が合わず話がかみ合わないと、一緒にいても飽きてしまうでしょう。また、困ったときに手を差しのべ、苦手なところをフォローしあえる関係性を持てなければ、「一生を共にしたい」という決意をなかなか持てないはずです。
このように恋には落ちるけど長く続いていかないのは、付き合っていくうちにV(価値観)やR(役割)に合わないものを感じてしまうからかもしれません。