女性の薄毛・抜け毛/ダメージヘアの原因と対策

乾燥注意!女性の髪のうるおいを守るヘアケア術(2ページ目)

空気が乾いた冬は、髪のパサパサ、頭皮のカサカサが気になる季節。髪と頭皮の乾燥は、ダメージがダメージを呼ぶ悪循環につながるので、早めに対処することが大切です。今回は、冬の乾燥から髪と頭皮のうるおいを守るヘアケア・頭皮ケア術を伝授します。

執筆者:All About 編集部

冬の乾燥から髪と頭皮を守るケア

冬の乾燥から髪と頭皮を守るには、水分を髪や皮膚の内部に閉じ込めて、うるおった状態を保つことが大切です。次のようなことを試してみてください。

ドライヤーで乾かし過ぎない

ブローの際は髪の乾燥し過ぎに注意。ある程度乾いたところでストップ

ブローの際は髪の乾燥し過ぎに注意。ある程度乾いたところでストップ

髪の乾かし過ぎは厳禁です。ある程度乾いたところでストップしましょう。髪の表面だけにドライヤーをあてず、ヘアクリップなどで表面の髪を留めておき、内側からブローするようにしましょう。毛髪は「+」に帯電するため、マイナスイオンドライヤーを使うと、静電気を抑えられます。
参考記事:サロンで伝授!女性の髪質別・ツヤ髪ブロー術

 

静電気が起こりにくいブラシを使う

静電気が起こりにくいブラシを使いましょう。静電気の発生を抑える効果があるブラシや、木製、天然毛のブラシがおすすめです。静電気が起きるからといって、ブラッシングしないのはNG。冬は頭皮表面の温度が低く、皮脂の流動性が悪くなるので、こまめにブラッシングしましょう。ブラッシングには、毛穴の奥にたまった皮脂を、髪や頭皮にまんべんなく広げて、血行を促進する効果があります。毎日の習慣にしてください。

静電気は、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維にたまりやすいので、綿やウール、麻などの天然繊維の服を着ることで、ある程度防ぐことができます。
参考記事:ツヤ髪&健康頭皮になるヘアケアアイテム

頭皮に化粧水や乳液をつける

髪や皮膚の水分を内側に閉じ込めておくためには、表面を油分でコーティングする必要があります。髪には、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)やヘアスプレー(ミスト)など、オイル系の成分が入った髪の表面を覆うヘアケア剤を、頭皮には、セラミド(細胞間脂質の成分で、肌のうるおいを保つ働きを持つ)が配合されている化粧水や乳液などをつけるのがおすすめです。

シャンプーは1日1回に

シャンプーは1日1回。シャンプーが頭皮に残らないよう、しっかりとすすぎましょう

シャンプーは1日1回。シャンプーが頭皮に残らないよう、しっかりとすすぎましょう

前ページでも述べた通り、シャンプーは1日1回にしましょう。シャンプーのしすぎは頭皮の皮脂を奪い、髪にダメージを与えます。

また、シャンプー選びも大切です。市販品に多い高級アルコール系シャンプーは、頭皮のうるおいに必要な皮脂を摂りすぎたり、髪の表面のキューティクルに損傷を与えたりすることがあるので、洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーをおすすめします。
参考記事:ヘアケアの基本「シャンプー」にこだわりを

 

アウトバストリートメントを使う

洗い流すトリートメントは、毛先10cmくらいまで付ければ大丈夫です。くれぐれも付けすぎないようにして、頭皮につけるのはさけましょう。アウトバストリートメントならば、頭皮につく心配がなく、髪をしっかり守ってくれるのでおすすめです。
参考記事:洗い流さないトリートメントの実力を探る!

頭皮ケア専門サロンでケアする

月に1回程度、プロの手で髪と頭皮のケアを行ってみてはいかがでしょう。自分の頭皮の状態をチェックして、正しいケア方法をアドバイスしてもらえます。健康な髪は、健康な頭皮から生まれます。頭皮の健康を保つことは、美しい髪をキープすることにつながります。
参考記事:スペシャルサロンで体験!夏髪ダメージケア

いかがですか? 今すぐできることからはじめて、冬の乾燥から髪と頭皮を守ってください。

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