エントランスホール「ザ・レセプション」を再現
リビング(奥がマスターベッドルーム)
建物に入り、受付を済ますとその自動扉の向こうに高さ7mもの巨大な吹き抜けの空間が広がる。なんとこれが、実際のタワーの1階部分にあるエントランスホール「ザ・レセプション」の設計を調度品含め再現したもの(下の画像)。さらに奥に進むと、ラウンジ空間「ザ・リビング」も用意されてある。これほど1階共用部を忠実に用意したモデルルームははじめてだ。
マンションは(とくに大規模の場合)、共用部のグレード感が資産性に少なからず影響を与えるといわれているが、工事中の段階ではその肝心の空間をパースで見てイメージするしかない。だから今回のように重要な箇所を実際に体感できるメリットはとても大きい。実物主義の人もこれなら納得の上で検討できそうだ。
平均坪単価は約300万円、最高額は4億1,500万円
ゲスト用のベッドルーム
「グランフロント大阪オーナーズタワー」は9月に47戸を先行分譲し、現在ほぼ完売の状態だそう。最高額4億1,500万円(300.10平米)を含む最上階住戸はすべて客付けが終わりつつあるという。販売坪単価は全体平均で300万円前後の設定である。
希少性のある立地に免震構造の採用。そして妥協のない内装グレード。あえていうならタワーでありながら眺望を意識した開口部の少ない点が気になったが、これは物件単体の問題ではなく、大阪全体のテーマといえるだろう。それにしても、価格設定がリーズナブルに感じたのが一番の印象であった。
【関連サイト】
グランフロント大阪オーナーズタワー
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