ここで差がつく　薄毛男性年末年始の過ごし方(2ページ目)

「おせち」には発毛・育毛を促す栄養素が豊富

積極的に食べるべき食材として「タンパク質」「亜鉛・銅」「ビタミン類」を挙げました。その点でいうと「おせち」はこれらの栄養素を豊富に含んでおり、薄毛男性にとっては心強い料理といえます。具体的な食材とその成分をご説明しましょう。

• 数の子……ニシンの卵はビタミンB12が多い
• ごまめ……小魚には味覚を正常にする効果もある亜鉛をはじめとするミネラルがいっぱい
• かまぼこ……白身魚のすり身から作られているので良質なタンパク質が豊富
• レンコン……ビタミンC、食物繊維が多い
• 黒豆……ポリフェノール、イソフラボンや良質なタンパク質が豊富
• 栗きんとん……さつまいもと栗を合わせた食品なので、ビタミンC、食物繊維が多い

 

というわけで「おせち」はオススメなわけですが、もちろん食べ過ぎは禁物です。おせちに飽きて趣向を変えたいという方は、抜け毛・薄毛を防ぎ、発毛・育毛を促すIGF-Iを増やすために、辛い料理はいかがでしょう。

「発毛・育毛を促す！男の簡単「辛ウマ」料理」で紹介したレシピ、「冷奴のキムチ乗せ」「「豆腐のチゲ鍋」などがオススメ。お正月とは無関係ですが、年の初めに「発毛・育毛を促進する！」と決意しながら辛い料理を食べるのも、また一興です。

おせち料理を食べるチャンスがなさそう、IGF-I増やしの辛旨料理をつくるのも面倒……という方は、こちらを試してみては。手軽にカプサイシンや、イソフラボンを摂取することができます。

年末年始の休暇中に、規則正しい生活サイクルへ修正を

年末年始の休暇中は、初詣、深夜のテレビ番組、宴会などで夜更かしをする機会が多いはず。せっかくの長期休暇なのだから構わないでしょ？という声が聞こえてきそうですが、夜更かし習慣が定着してしまうのは髪の毛、頭皮の健康にとって少し危険なこと。

「寝不足と髪の毛の危険な関係！」でも説明しましたが、しっかり睡眠をとることは、抜け毛・薄毛予防の点で大切だからです。 1日の中で髪の毛が特に成長する時間帯は、副交感神経が最も活発化し、成長ホルモンが大量に分泌される22時～2時だといわれています。22時の就寝はさすがに早いかもしれませんが、できれば年末年始休暇の終盤には0時～1時の間にはベッドに入り、睡眠時間を確保してください。

また、就寝前には入浴してリラックスし、しっかり髪の毛を洗うこともお忘れなく。睡眠同様、食事も休暇終盤には、朝・昼・晩としっかり摂るようにして、規則正しいリズムに戻すようにしてください。

今年～来年の年末年始は、10日間前後お休みを取得する方が多いようです。その間、抜け毛・薄毛予防、発毛・育毛促進の努力をストップさせないように注意しながら、楽しい休暇をお過ごしください。