激しい主張に振り回され親はヘトヘトだけど・・・・・・ 

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親にとってはつまらないことでも子どもには新鮮な世界!

この時期、多くの親が子どもの激しいイヤイヤに振り回され、疲れきってしまいます。

たとえば、公園に遊びに連れて行っても、子どもはなぜか手洗い場に直行。噴水のように水を飛ばしては、服をぬらして親を困らせる。「ダメよ」と怒られると、ぬれた服のままで土の上に寝転がって泣きわめく。親は、泥だらけの子どもの手を引っ張り、引きずるようにして家につれて帰る日々・・・・・・。

こんな行動は、第一反抗期の子の日常です。親は毎日続く子どもとのこんなやりとりに疲れ、「どうしてこんなことやるの!」と怒鳴りつけたり、「いつまで続くの?」と憂うつになってしまうこともあるでしょう。しかし、この第一反抗期の激しい自己主張は、おおよそ3歳頃になれば落ち着きます。長くても1年、1年半くらいの勝負です。

この時期の子は、親にとっては「つまらないこと」にこだわって意地になっているように思えます。しかし、意志を持ち始めた子どもにとっては、自分をとりまく世界はすべて新鮮で、好奇心の対象です。「あれもこれもほしい」「試してみたい」と好奇心に突き動かされ、実際に体を動かして物事を理解しようとしているだけ。その欲求を止められる方が、子どもにとっては不自然に感じられます。

しかし、こうしたこだわりも一時のこと。思う存分にやってしまえば、近いうちに同じ行動にはこだわらなくなります。

自己主張をしっかり出せた方が子育ては上手くいく 

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「自分でできた!」を増やしてあげることが親の課題

この第一反抗期に思い切り自分の欲求を出せた方が、その後の子育てがスムーズにいくことが多いものです。欲求を抑えられ、否定されたまま育ってしまうと、どうなるでしょう? その時期は素直で育てやすい子に思えても、後々になってその抑えられた欲求がゆがんだ形で噴出することがあります。

親にできることは、激しい主張を頭ごなしに否定せず、しっかり付き合うことです。安全で人に迷惑をかけない状態でなら、思う存分やらせてあげましょう。答えを出さず、「自分で決められた」という実感を持たせてあげましょう。

水にこだわるなら、庭やお風呂場で思い切り水を飛ばして遊ばせてあげてもいいでしょう。親が出したものを「こんなのイヤ!」と投げ飛ばすなら、最初から「どっちにする?」と自分で選ばせてもいいでしょう。

激しい自己主張も十分に経験できたら、いよいよ反抗期の卒業。次には、「わがままを言って泣きわめくなんて恥ずかしい」と思うようになってきます。人と話しあい、妥協できるようにもなってきます。

今、イヤイヤが激しいなら、「卒業は目の前まで近づいている!」と信じ、ぜひ自己主張に付き合ってあげてください。
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