<目次>
芋・栗・かぼちゃは太る?カロリーはどれくらい?
秋のくりは年に一度のお楽しみ!?
じゃがいも……76kcal
さつまいも……132 kcal
さといも……58 kcal
やまいも……65 kcal
栗……164 kcal
かぼちゃ……91 kcal
※数値は100gあたりのカロリーです。
いつも食べる量のカロリー
100gあたりのカロリーだとぴんと来ない、という方も多いもの。わかりやすいサイズや、おなじみ料理になる前の素材のカロリーも知っておきたいですね。
じゃがいも1個……(約100g)
さつまいもてんぷら大1個(約15g)……20kcal
さといも1個(約50g)……29kcal
山芋とろろ1人前……60kcal
栗大1粒(約22g)……36kcal
栗甘露煮大1粒(約15g)……36kcal
かぼちゃてんぷらサイズ1枚(15g)……14kcal
かぼちゃ煮物サイズ1個(約50g)……45kcal
※ 重量はすべて廃棄を除いた正味の目安です
芋類の栄養価! 食物繊維が豊富!
いもには食物繊維がたっぷり!
また、加熱してもでんぷん質に守られてビタミンCが壊れにくいといううれしい特性も。果物や野菜と同じように、イモ類も毎日100g程度は食べるのがおすすめです。
食物繊維が豊富……じゃがいもやさつまいもには、食物繊維も多く含まれています。その量は中程度のじゃがいも1個で1.3g、さつまいも100g(中サイズ1/2本程度)で2.3g。満腹感を感じやすくしてくれる上、体脂肪をつきにくくしてくれ、腸内をキレイにしてくれる食物繊維は、ダイエットにも不可欠ですね!
カリウムが豊富……カラダのむくみをとってくれたり、細胞を正常に動かすことに効果があります。これもイモ類には多く、100gあたり1日に必要な量の1/4が手軽に摂れます!
栗の栄養価! ナッツの中では低カロリー!
くりは低カロリーかつ食物繊維が豊富
ナッツの中では低カロリー……アーモンドやカシューナッツは50%ほどが油です。その質は良質ですが、カロリー面では気になるという方も多いかもしれません。ところがクリの油は0.5%と、とても少ないのが特徴です。
食物繊維がたっぷり……100gあたり4.2gと、さつまいも(100gあたり2.3g)よりもさらにたっぷり。食物繊維には体脂肪抑制効果も便秘防止、食べた後の満足感アップにも効果アリですね!
ビタミンB群が豊富……体脂肪を燃やしたり、炭水化物の代謝にかかわるビタミンがビタミンB1とB2です。栗にはそれらがナッツ並みに含まれているので、適度に食べるとダイエットにもプラス効果が期待できます。
かぼちゃの栄養価! ダイエット中の肌荒れ防止にも!
かぼちゃはダイエット中の肌荒れを抑えるのに効果的
食物繊維が豊富……食物繊維は1日に17g以上(成人女性)摂ることが推奨されています。かぼちゃ100gあたり(煮物サイズ2個分)には3.5gと豊富に含まれています!
ダイエット中の肌荒れを防止……かぼちゃに豊富含まれるビタミン(C、A、E)は、いずれも肌や粘膜の調子を整えるのに効果絶大。
こんな料理は控えめにしないと太る!?
■揚げモノ系フライドポテトや揚げカボチャは、当然ながら油のカロリーがアップします。素揚げの場合、スティック状のフライドポテトでは100gあたり約5g程度(45kcal)、さつまいもの乱切りでは100gあたり3g(27kcal)程度、スライスカボチャでは100gあたり約7g程度(63kcal)のカロリーアップになることも知っておきたいですね。もちろん、てんぷらやフライにするともっと大幅カロリーアップになります。
■甘い料理やスイーツ
甘く煮た栗を使った料理やスイーツ、かぼちゃやクリのタルトやモンブランやケーキ類などのスイーツにもご注意を。野菜を使ったものはヘルシーだと思い込みたいところですが、通常のケーキ類とさほど変わらないので食べ過ぎないように心がけましょう。
芋・栗・かぼちゃ……こう食べれば太らない
■一度に食べる量に注意じゃがいも、さつまいも、くり、かぼちゃ、そのどれもは食べ過ぎなければ太ることはありません。一日に食べる適量とは100g程度。その目安とは、じゃがいもは1個、さつまいもは半分、里芋は2個、くりは10粒程度、かぼちゃは煮物大2個が100gです。どんなに美味しくても、食べ過ぎてしまうとカロリーオーバーになるので、気をつけましょう。
■スパイスと一緒に調理
唐辛子(カプサイシン)を含むスパイシーな料理は、食後の交感神経の働きを高めてエネルギー消費を促進してくれると言われています。ピリ辛味、カレーなどの料理にして食べるのもおすすめです。
■魚と一緒に調理
近年の研究でも、アジやイワシやサケなどの脂の多い魚は、糖尿病発症のリスクを下げるというものがありました(※)。炒め物や煮物などの料理をするときには、肉類よりも脂ののった旬の魚を使うのも良いと思います。
※国立国際医療研究センターの研究による
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