正しい顔の産毛の剃り方を知ろう
正しい産毛の剃り方を知り、ワンランク上の素肌を
女性にとっては何かと気になるムダ毛……。なかでも顔のうぶ毛は、見た目の印象を左右させてしまう厄介な存在です。顔のうぶ毛処理は、美肌を目指すスキンケアの観点からも上手に取り入れたいケアのひとつです。しかし、やり方によっては肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあるので注意が必要。正しい知識をもって、効果的な顔そりケアを身につけましょう!
顔の産毛を剃る利点とは?
産まれた時から生えている細くてやわらかいうぶ毛。欧米人に多い金色のうぶ毛は肌を明るく見せてくれる羨ましい効果がありますが、日本人の肌の場合はその逆……。黒っぽい色をしたうぶ毛は、肌全体のトーンを暗くするマイナス要素となります。今よりもワンランク上の明るい肌を目指すには、顔のうぶ毛の処理が有効といえます。さらに、かみそりによるシェービングには、くすみの原因である古い角質を除去して肌の再生(ターンオーバー)をサポートしてくれる嬉しい効果も。肌表面の凹凸がなくなることで化粧水や美容液なども浸透しやすくなるので、スキンケアの効果を今まで以上に感じやすくなります。メイクのりもアップするので、色ムラのない、なめらかな肌を演出できるでしょう。
男性が女性の顔の中で一番気になる部分は……うぶ毛?
カミソリをはじめとするビューティケア用品を販売する貝印が、首都圏に住む20~30代の社会人男女200名にうぶ毛に関するアンケートを実施。「女性と接近した際に気になる顔の部分は?」との男性への問いに、1位「うぶ毛(ひげ)」・2位「目のくま」・3位「唇のかさつき」との結果が得られました。また反対に、「男性と接近した際に気になる自分の顔の部分は?」との女性への問いには、1位「毛穴の黒ずみ」・2位「毛穴の開き」・3位「うぶ毛(ひげ)」と毛穴を気にする女性が大多数を占めました。
男性と女性の顔に対する意識にはかなりのズレがあるようです。男性が女性の顔の中で一番気になる部分は、“毛穴”ではなく“うぶ毛”だったのです!
先の調査では、5人に1人が「うぶ毛をほとんど処理をしたことがない」と答えており、していても処理方法や頻度も自己流で行っている人が多いのが現状なのです。
顔の産毛の剃り方と注意点
■ポイント- 毛を逆立てるようなイメージで、顔全体にクリームをたっぷりとなじませる
- 剃る向きと反対の方向に皮膚を引っ張りながら、毛の流れに沿うようにそる
- 顔そり後はしめらせたコットンでクリームをやさしく拭きとる
- アルコール無配合の低刺激タイプの化粧水をコットンにたっぷりと含ませ、やさしくおさえるようにつける
- 化粧水後はすぐにクリームを塗り、いつも以上の保湿を心がける
■注意点
肌に何もつけずに剃ることは、角質に傷がつくので危険です。肌への刺激を軽減させるためにも、必ずしっかりとした質感のクリームで顔全体を覆ってから行いましょう。またこの際、同じ部分を何度も剃らないように注意してください。
顔そりは明るい場所で行うのが基本ですが、外出直前は紫外線の影響を受けやすくなるのでおすすめできません。肌が敏感に傾きがちな生理期や肌荒れの気になる時も、トラブルが悪化しやすくなるので避けましょう。肌への負担を考えて、3週間に1回くらいのペースで行うのが理想です。
顔そりのおすすめアイテム
効果的なケアのためにもアイテム選びは重要です。特にかみそりは安全面を考えて、自分の手に合った使いやすいものを選びましょう。また使い古したものはケアの効率を妨げ、トラブルを招く原因に……。保存方法にも注意し、常に清潔なものを使用するように心がけましょう。■貝印
bi-hada L型 2本入 /220円(税抜き、編集部調べ)
ジッパー式パッケージで衛生面でも安心。
プロ用の理美容カミソリを開発・販売している貝印のうぶ毛専用カミソリ。薄い刃先がやわらかいうぶ毛も根元からキレイに。カーブが指にフィットして持ちやすく、刃にはガードもついているので顔そり初心者でも安全にケアできます。
■Panasonic
小型で持ち運びしやすいので、外出先でのケアにも。
動くスイングヘッドが顔の凹凸に密着して作用する、電動式のフェイスシェーバー。0.1mmの薄刃で最も気になる口もとのうぶ毛もより短くそれます。2種類の刃入りで、マユメイクも簡単。これ1本で顔まわり全てのうぶ毛ケアが可能です。
■KIEHL'S
ニューヨークの調剤薬局から誕生したブランド。
天然由来の成分からできており、乾燥肌や敏感肌でも安心して使えるので、男性だけでなく女性にもおすすめしたいシェーブクリーム。保湿作用のあるアロエエキスが肌にうるおいを与え、なめらかに整えてくれます。トラブル予防とアフターケアのために取り入れたいアイテムです。
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