歌声ライブラリとエディターは別売
私もDTMステーションやAV Watchのほうで記事にしているほか、さまざまなところから報道されているので、ご存知の方も多いと思いますが、VOCALOID3はVOCALOID2とひとつ大きく異なる点があります。それは歌声ライブラリとエディターが別売となることです。VOCALOID2の場合、たとえば初音ミクを買えばここには藤田咲さんの声を収録した歌声ライブラリと、実際に入力ができるVOCALOID Editorがセットとなっており、すぐに使うことができました。しかし、VOCALOID3ではそれが別売になるというわけです。
気になるのはそれらがいくらになるか、という点。まだ発表はされていませんが、そこまで高い値段にはならないという話なので、エディターが1万円以内で出てくれるのではと期待しているところです。
まあ、エディターだけを購入しても、基本的に使うことはできませんが、VOCALOID2の歌声ライブラリーをインポートして使うことは可能とのこと。一方、VOCALOID3の歌声ライブラリーだけを購入した場合でもある程度使うことは可能となっています。
というのも、ここにはTiny VOCALOID3 Editorなるものが同梱されているので、これで歌わせることは可能です。ただし、最大17小節まであったり、後に紹介するJobスクリプトやVSTプラグインが使えないなど制限はいっぱいありますが……。