2.圜丘壇
なんとなく不思議な雰囲気が漂っている圜丘壇
圜丘壇の最上階中央にある天心石こそ、北京最強のパワースポット!
一番外側は正方形の壁で囲まれ、その内側に円形の壁があり、中央に漢白玉石(真っ白な大理石)でできた円形の壇があります。壇の周囲には4つの天門があり、それぞれ成貞門(北)、昭享門(南)、広利門(西)、泰元門(東)と呼ばれています。壇は三段構造になっていて、上から天上界、人間界、地獄界を表します。最上段の中心にある天心石は前記した通り天の声が聞こえるとされる場所で、皇帝はここで五穀豊穣を願いながら天と言葉を交わしました。
階段も敷石もすべて9の倍数!見事な建築技術である
3.皇穹宇
祈年殿と似ているがこちらは三重ではなく一重の屋根
圜丘壇の壇上から眺めた風景。中央の三角の屋根が皇穹宇
皇穹宇はこぢんまりとした作りですが前記した回音壁、三音石のほか、樹齢八百年を越えると言われる古木・九龍柏など見所が少なくありません。
4.丹陛橋
南北真っ直ぐに伸びる長さ360メートル、幅28メートルの石畳の道、丹陛橋
5.具服台
黄色の屋根が眩しすぎる……内部は土産物屋となっている