タブレットPC/タブレット・電子書籍端末の選び方

タブレット・電子書籍端末の選び方のポイント(2ページ目)

タブレット・電子書籍端末の選び方は、ディスプレイのタイプをはじめ、大きさや対応フォーマットなど、さまざまなポイントがある。タブレット・電子書籍端末を選ぶときにチェックしておきたいポイントをまとめた。

安蔵 靖志

執筆者:安蔵 靖志

デジタル・家電ガイド

本好きには電子ペーパー、欲張りな人には液晶タイプがお薦め

最初にチェックしておきたいのがディスプレイのタイプだ。先ほども紹介したように、電子書籍対応端末は大きく「電子ペーパー」搭載の電子書籍専用端末と、「液晶ディスプレイ」搭載の電子書籍専用端末や汎用タブレット端末に分かれる。

まず電子ペーパーを搭載する電子書籍専用端末のメリット・デメリットを紹介しよう。

■電子ペーパータイプのメリット
・モノクロの電子インクが紙のインクに近くて視認性が高く、長時間の使用でも疲れにくい
・バックライトが不要なのでバッテリー駆動時間が長い
・日なたなど明るい環境下でも快適に読める
・暗い場所でも照明を当てれば紙の書籍と同じように読める

■電子ペーパータイプのデメリット
・カラー表示が難しい(現在各社が開発している状況)
・表示スピードが遅いので、動画表示などには向かない
電子ペーパーを採用するソニー「Reader」(写真は無線LAN内蔵モデルの「PRS-T1」)

電子ペーパーを採用するソニー「Reader」(写真は無線LAN内蔵モデルの「PRS-T1」)


続いて液晶タイプのメリット・デメリットはこちらだ。

■液晶タイプのメリット
・カラー表示や超高解像度表示が可能で、表現力が電子ペーパーに比べてはるかに高い
・表示速度が速いので、動画の表示などにも向く
・バックライトを当てて表示するため、暗い場所でも見やすい
・汎用タブレット端末の場合、さまざまなアプリをインストールして利用できる

■液晶タイプのデメリット
・バックライトを利用するためバッテリー駆動時間が短い
・日差しが強い場所などでは視認性が落ちる
・長時間使用すると目が疲れやすい
液晶ディスプレイを採用するシャープ製のAndroidタブレット「GALAPAGOS」(写真はUQ WiMAXが販売する通信機能内蔵モデルの「EB-A71GJ-B」)

液晶ディスプレイを採用するシャープ製のAndroidタブレット「GALAPAGOS」(写真はUQ WiMAXが販売する通信機能内蔵モデルの「EB-A71GJ-B」)


このように、それぞれにメリット、デメリットがある。一つ言えるのは、「電子書籍を紙の書籍と同じように読みたい」という人は電子ペーパータイプの方が読みやすいということだ。電子ペーパーと名付けられるだけあって、ぱっと見ると紙に印刷されているかのように思える。

ただし電子ペーパーは液晶に比べて表現力が乏しく、画像表示や動画再生などには向かない。このため、「電子書籍を読むだけでなく、さまざまな形で使いこなしたい」という人には液晶搭載の汎用タブレット端末がおすすめだ。


画面サイズとホールド感はトレードオフの関係

汎用タブレット端末で電子書籍を楽しむために重要になるのが、ディスプレイの「サイズ」と「解像度」だ。サイズが小さいと、読むためにいちいち拡大・縮小したりスクロールしなければならなくなる。解像度が低いと表現力が下がってしまうので、そちらも注意したい。

誰にでもおすすめしやすいのが7インチ程度の大きさだ。女性にとって7インチサイズは大きすぎるかもしれないが、このくらいまでなら片手でも十分に持てるだろう。10インチサイズになると片手で持つのは難しいため、どうしても両手で持つスタイルに限定されてしまう。

解像度が高くても、あまり画面サイズが小さいと読めなくなってしまう。そのため電子書籍を日常的に楽しみたいのであれば、7インチ程度のモデルがもっともおすすめだ。

次のページでは、対応する電子書籍マーケットやフォーマットについて解説しよう。

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