ブエノスアイレスのレストランの楽しみ方
ブエノスアイレスでは、豪快な牛肉料理を試してみよう
ブエノスアイレスでまず食べるべきなのは、やはり牛肉料理。いたるところにパリージャといわれる炭火焼きの肉料理専門店が並びます。塩だけでシンプルに味付けされたボリュームたっぷりの肉料理は、赤ワインにぴったり。まずは、パリージャでアルゼンチンらしさを満喫してください。
肉料理以外では、ピザなどのイタリアンやスペイン料理をメインにした地中海料理店などの名店も揃っています。また、北欧や東欧、中華料理や和食の店もなかなかクオリティが高く、海外のグルメ雑誌に取り上げられるようなレストランもいくつか存在します。他にも、アルゼンチン風ミートパイのエンパナーダや、チョリソー(ソーセージ)を豪快に挟んだチョリパンなどの軽食はカフェでも気軽に食べられますし、チェーン系ファーストフードの店も多く進出しているので選択肢はたくさんあります。
ブエノスアイレスでは、レストランは比較的夜遅くまで営業しています。というのも、日本と違って22時や23時に夕食ということも珍しくないからです。とくに週末の夜ともなると、人気レストランが集まるエリアでは、明け方近くまで満席ということもよくあること。せっかくブエノスアイレスに来たのなら、ゆっくりディナータイムを楽しんでみてください。
ブエノスアイレスのレストランでの注文
日本同様、テーブルに付いたらまずはメニューをもらって注文を。メニューもしくはラ・カルタ(La Carta)といえば通じます。観光客の多い店なら大抵は英語が併記されていますが、なかにはスペイン語のみという店も……。そんな時は、気軽に店員に聞いてみましょう。ときどき「アルゴ・トマール?(Algo tomar?)」と聞かれることがありますが、これは「何か飲む?」というようなニュアンス。「セルベサ(Cervesa:ビール)」、「ビノ(Vino:ワイン)」、「アグア・ミネラル(Agua mineral:ミネラルウォーター)」などと答えれば通じます。
セルフサービスのお店以外は、小さなカフェも含めてほとんどがテーブルチェック。その際に、必ずチップはおいておきましょう。厳密な決まりはありませんが、いいサービスをしてもらったと思うなら総額の10%程度、カジュアルなお店であれば端数の小銭を置いておくというくらいで問題ありません。あくまでも“気持ち”という認識で十分だと思います。
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