リーダーシップ/モチベーションアップさせるリーダーシップ

モチベーションUPには行動を始めることが大事

今回はモチベーションの高め方について、考えていきたいと思います。目標を持つこと、すぐやる習慣、成功イメージを持つことの重要性を解説したいと思います。

藤田 聰

執筆者:藤田 聰

キャリアプラン・リーダーシップガイド

今回はモチベーションの高め方について、考えていきたいと思います。目標を持つこと、すぐやる習慣、成功イメージを持つことの重要性を解説したいと思います。

ワクワクするような目標を持つ

目標人間はいきいきしているものです

目標人間はいきいきしているものです

2010年の日本プロ野球は、大方の予想を反して西村監督率いるロッテが日本シリーズを制しました。他の球団に比べ、突出した選手は少なかったけれど、優勝を目指し一丸となって戦った組織団結力の勝利といえるでしょう。
 
ではなぜここまで躍進できたのでしょうか?

それはペナントレースでは惜しくも3位であったので、下剋上というわかりやすいメッセージがあったからといっても過言ではないでしょう。監督就任1年目の西村監督はチームのモットーを「和」とし、日本一を目標としていました。

彼は、日本一になるには何が必要かを考え、長期的視野に基づいて、コーチの時代から4年後、2年後、1年後とチームの強化計画を立てていきました。時にはマスコミから弱いとこきおろされても、短期で結果を出すことより中長期で結果を出せるチーム作りを優先させました。

そして、日本一という目標のために何をすればいいかの5W1Hを明確化して長期的に強化した結果、途中で挫折しかけてもモチベーションを絶やさず今回の目標達成につなげたのです。

このように、想像しただけでワクワクするような目標を持つことは「目標を達成したい!」という気持ちを強め、是が非でも達成したいがために戦略も具体化されていきます。

西村監督率いるロッテが幾多のピンチを経験しても最後まで高いモチベーションを維持できたのも、チームの和を通して、下剋上による日本一という明確な目標をもっていたからでしょう。今年はペナントレースを制して、日本シリーズも制するという目標に向かってほしいですね。

次のページでは、やる気が高まる作業興奮についてお話しましょう。
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