清朝皇室のサマーパレス 頤和園
万寿山の前方に広がる昆明湖は、公園の4分の3を占める巨大な湖
石舫。「沈まない船=国家安泰」という願いを込めた石の船
清代に建設された王室庭園。1750年に乾隆帝によって造られた庭園がその前身ですが、アヘン戦争で壊滅状態に。その後、西太后によって再建され、頤和園と命名されましたが、莫大な費用がかかり、清朝滅亡を早めた原因になったとか。見所は万寿山と昆明湖(人工の山と湖)、長廊、蘇州街、石舫など盛りだくさんです。
頤和園についての更に詳しい説明は「東京ドーム62個分!中国最大の皇室庭園・頤和園の魅力」をどうぞ! 頤和園へのアクセスや必見スポットはもちろん、近年公開された新しいスポットやレストラン情報など、リピーターでも満足していただける掘り下げた内容になっています!
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■頤和園
住所 海淀区頤和園
電話 010-6288-1144
入場&料金:4~10月 6:30~18:00(観光スポットは8:30~17:00)、30元(フリーパス60元)/11~3月 7:00~17:00(観光スポットは9:00~16:00)、20元(フリーパス50元)
天安門からの直線距離 約18km
明朝皇帝が眠る陵墓郡 明十三陵
長陵の神道。各陵墓の神道はいずれもここから出ているので総神道と呼ぶ
長陵を中心として、ほか12の陵墓が東西に点在している
明十三陵は明朝成祖永楽帝以後の皇帝13代の皇帝、皇后の陵墓群。中国全土に散らばる明、清朝の皇帝陵墓群と併せて「明・清王朝の皇帝墓群」と呼びます。13の陵墓のうち公開されているのは定陵、長陵、明陵と、長陵の神道(参道)だけですが、他の陵墓も修復が終われば公開される予定です。
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■明十三陵
住所:昌平区明十三陵
TEL:010-6076-1423
入場&料金:夏季4~10月、冬季11~3月
- 定陵 夏季8:00~17:30、60元 冬季8:30~17:00、40元
- 長陵 夏季8:00~17:00、45元 冬季8:30~16:30、30元
- 昭陵 夏季8:00~17:30、30元 冬季8:30~17:00、20元
- 神道 夏季8:00~17:30、30元 冬季8:30~16:30、20元
天の神を祀る巨大な祭壇 天壇公園
天壇のメイン祈念殿。天安門、故宮と共に北京のシンボルとされる
皇穹宇を取り囲む壁は、声が伝わることで有名な回音壁
1420年に建設された中国最大の壇廟。明、清代の皇帝が毎年の豊作を祈りました。東京ドーム約58個分という巨大な敷地の中に、南から北へ圓丘壇、回音壁、祈念殿という主要な建築物が並んでいます。早朝開園と同時に老人たちが集って、太極拳や凧揚げなどを楽しむ場所としても有名です。
天壇公園についての更に詳しい説明は「天壇公園/北京」をどうぞ!パワースポットの説明や見所など出発前に知っておくと便利な情報満載です。
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■天壇公園
住所:東城区天壇公園
TEL:010-6702-8866
入場:6:00~20:00
建造物入場:3~6月 8:00~16:00、7~10月 8:00~16:30、11~2月 8:00~15:30
料金:4~10月 15元(フリーパス35元)、11~3月 10元(フリーパス30元)
天安門からの直線距離 約3.5km
北京原人発掘の地 周口店
リニューアルした周口店遺址博物館。北京原人の化石や彼らが使っていた石器など貴重な展示物がいっぱい
猿人洞。2009年、72年ぶりの発掘作業が再開
1929年、旧人類である北京原人の頭蓋骨が発見されたことで世界的な話題となった発掘現場。現在も発掘作業が進められています。見所はなんといっても最初に原人が見つかった猿人洞のほか、山頂洞、新洞などの発掘地点の見学ができる周口店遺址公園。また、原人の骨や彼らが使っていた石器などが展示される周口店遺址博物館も見ごたえがあります。
周口店についての更に詳しい説明は「50万年前にタイムスリップ!北京原人の里・周口店巡り」をどうぞ! 2014年にリニューアルオープンした博物館の情報や周口店遺跡までのアクセスなど、お役立ち情報満載です。
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■周口店遺址博物館
住所:房山区周口店大街1号
TEL:010-6930-1278
入場:4~10月 8:30~16:00/11~3月 9:00~15:30
料金:30元
■周口店遺址公園
住所:房山区周口店大街1号
TEL:010-6930-1090
入場:4~10月 8:30~16:00/11~3月 9:00~15:30
料金:30元
天安門からの直線距離 約55km