「とらや」の「羊羹」は1年もつ
白小豆入の小形羊羹「空の旅」(1本210円)4月1日より羽田・成田空港限定。包装をくるりと剥き、手を汚さずに食べられる
日保ちの良さや栄養価の高さが特徴の羊羹。とらやは自社工場がある静岡県御殿場市、京都府南丹市とそれぞれ災害協定を結んでいます。災害時にはとらやが羊羹等の食糧を可能な限り提供、支援を行うという内容です。今回の東日本大震災では、被災地へ数万本の小形羊羹が速やかに届けられました。
体の栄養だけでなく、心の癒しにもなるであろう羊羹は、実は我が家の備蓄用食料の定番です。小形羊羹であればナイフやお皿も要らず、いつでも衛生的に食べられます。
「とらや」の「小形羊羹」新作が加わり全8種類
とらやがフランスの香水箱にヒントを得て、気軽に買える手のひらサイズの「小形羊羹」を考案したのは1930年のこと。その後デザイン等は何度か変更され、2008年には、現在のすっきりとモダンな装いに一新されました。現在、味は全部で8種類。全店で販売される「夜の梅」・「おもかげ」・「新緑」・「はちみつ」・「紅茶」と、京都限定の「白味噌」・「黒豆黄粉」、羽田・成田空港限定の「空の旅」です。
新作の「紅茶」(1本210円)は、小形羊羹だけの味
ちなみに「紅茶」と「はちみつ」、京都限定の「白味噌」と「黒豆黄粉」は小形羊羹だけの味。4つとも香りを楽しむ羊羹。厚めにカットした羊羹とは違う、軽やかな食べ心地の小形羊羹だからこそ、その個性が生きるようです。
友人が「海外へ赴任する」「海外に住む」と決まると、出発前に「小形羊羹」を届けます。かさばらず日保ちがし、1本ずつ好きな時に食べられるので、本を1冊入れるつもりで荷物に加えてもらえたら、という思いです。和菓子が恋しくなったとき、現地の人に日本の味を紹介するとき。決して無駄にはならないはず。
「気軽に」「簡便に」「より大勢の方に」と考案された「小形羊羹」。小さくとも頼もしい存在です。
とらやホームページ(オンラインショップあり)
問い合わせ先電話番号:0120-45-4121(9:00~18:00)