「とらや」の「小形羊羹」 

自宅用には、少し敷居が高い「とらや」の羊羹。でも、小さなサイズの「小形羊羹」であれば、気軽に手が出せます。新作の「紅茶」をはじめ、小形羊羹限定の味にも注目です!

「とらや」の「羊羹」は4サイズ 

「夜の梅」

竹皮包羊羹「夜の梅」(化粧箱入1本2835円)(写真提供:とらや)

1520年代に京都に創業した「とらや」。間違いのない贈答品として定評のある「とらやの羊羹」は、サイズが4種類あることをご存知でしょうか。

江戸時代から伝わる「大棹羊羹」は、重さ1400g(約10切分)。ずっしりと重みがある分高価です。これを半分にした「竹皮包羊羹」(約10切分)は、一般的な贈答向き。「中形羊羹」(約8切分)は、少人数向き。そして1人分の小さな「小形羊羹」は、カジュアルにもフォーマルにも使えます。
「夜の梅」

「夜の梅」羊羹の切り口の小豆が、夜の闇に咲く梅の花を思わせる(写真提供:とらや)

小形羊羹以外は、上記の数にカットすると、1切れの厚みが約2.4cm(8分)。黒文字に伝わる弾力や重厚感のある歯触りは、この厚みならでは。薄く切ると食感が変わり、せっかくの羊羹を味わい切れない歯痒さすらあります。

小豆を煮るところから一切の手間を惜しまず作られるとらやの羊羹。ビロードを思わせる滑らかさと、吸い込まれるような深みのある色艶に風格を感じます。濃厚で成熟した味わいと余韻は、瑞々しさや素材感が前に出る水羊羹や蒸し羊羹(注:とらやでは、単に「羊羹」というと、煉り羊羹を指します。)とは違う、じっくり煉り上げた煉羊羹ならではの醍醐味です。