加熱パックを使った簡単レシピ
アウトドア用品の中には、いざという時に役立つものがいろいろあります。食品加熱パックは、水を注ぐと発熱する簡便な調理道具で、レトルト食品などを温めるのに使われています。日常生活でも、停電などで加熱調理ができないとき、冷蔵庫の中にあるものを使って料理をすることができます。今回は、おにぎりとツナ缶をあわせたご飯に、ブロッコリと生しいたけの蒸し野菜、ゆで卵とボイルドソーセージを作ってみました。思っていたよりも簡単で、温かく仕上がりますので覚えておくと重宝します。
加熱パックで蒸し料理の材料(2人分)
加熱パックで蒸し料理の作り方・手順
蒸し料理
1:食品加熱パックの中の発熱体
食品加熱パックには、専用の袋と発熱体が1個入っています。これを、袋の底に置き使います(※今回は、アウトドア用の食品加熱パック「ホットイート」を使用)。
2:ご飯とツナ缶を混ぜ合わせ、アルミホイルで包む
アルミホイルの上で、おにぎり1個分のご飯とツナ缶1個を混ぜ合わせ、塩こしょうで味をつけて包みます。刻みねぎを加えても良いでしょう。
3:ソーセージは切り込みをいれ、アルミホイルで包む
ソーセージは表面に軽く切り込みを入れます。フランクフルトなどは食べやすい大きさに切ってもいいでしょう。同じようにアルミホイルで包みます。
4:ブロッコリーと生しいたけは軽く塩をふり、アルミホイルで包む
ブロッコリーはさっと洗い、半分に切ります。生しいたけは石づきを取り、半分に切ります。塩をふり、アルミホイルで包みます。
5:生卵もアルミホイルで包む
生卵は冷蔵庫から出し、常温に戻してからアルミホイルで包みます。
6:ホットイートの袋に発熱材と食材を入れる
ホットイートの袋の底に発熱材を置きます。発熱材の上にアルミホイルで包んだご飯、ソーセージ、卵、野菜の順にのせます。規定量の水を加え、袋の口をしっかり閉めて30分間加熱します。
7:30分たちそれぞれ蒸しあがったもの。
30分たちました。ブロッコリーと生しいたけの蒸し野菜と、ソーセージも蒸されています。また卵もしっかりと火が通っています。ご飯も湯気が立っています。
8:お皿に盛り付ける
それぞれをお皿の盛り付けます。ツナご飯に水菜をトッピング。ソーセージには辛子を添えて。ゆで卵には軽く塩をふります。
ガイドのワンポイントアドバイス
想像以上にしっかりと加熱され、温かい食事ができました。使用した加熱パックは1人分用ですが、上の材料のように2人分でも充分に温かい食事が出来ました。加熱中は100度近くまでパックの温度が上昇しますから、やけどをしないよう取り扱いにはご注意ください。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。