京都グルメ/京都のイタリアン

オステリア・バスティーユ&カフェ・バスティーユ(2ページ目)

今や京都のフレンチシーンを語る上で欠かせない存在となった「オステリア・バスティーユ&カフェ・バスティーユ」。今回はオステリア&カフェ、それぞれの店の料理を中心に御紹介していきます。特に冬限定の「聖護院蕪のスープ」は必食です!

執筆者:麻生 玲央

まずはランチコースより

 それでは、多彩なランチメニューの中から、今回はMenu Dの前菜orスープ+パスタ+デザート+コーヒーor紅茶(1,680円コース)から御紹介です。


☆聖護院蕪のスープ

聖護院蕪のスープ

聖護院蕪のスープ

個人的にバスティーユでもっともお気に入りのメニューが、前菜で登場する、この「聖護院蕪のスープ」(冬季限定)。

聖護院蕪が持つ特有のフルーティな「甘み」を引き出しつつも、ベーコンのコクと玉葱の旨味を織り交ぜることで、この深い味わいを作り出されているのでしょうね。

また、スープの中には角切りにした聖護院蕪も具として入っており、聖護院蕪の食感とピュアなテイストを同時に愉しめるのも嬉しいポイント! 全国の聖護院蕪好きな皆さんに捧げたい、冬限定のオススメ料理です。


☆ズワイガニとホタテのパスタ、白ワインバターのソース

ズワイガニとホタテのパスタ、白ワインバターのソース

ズワイガニとホタテのパスタ、白ワインバターのソース

先述したように「バスティーユ」では、メインにパスタもあるという多種多様なメニュー構成が魅力なのですが、やはりパスタ料理とはいえ、フレンチのお店だけあって、特筆レベルで「ソース」が素晴らしい。白ワインバターのコクのあるベースに、ズワイガニとホタテのW旨味が加味されたソースは、とにかく瑞々しく豊潤! 魚貝を活かしながらもベースとなるソースがしっかり受け止めているので、それぞれの旨味や食感を逃すことなく乳化してパスタに絡んでいるのです。

このソースだけ食べれば、やはりフレンチのエスプリですね。仏と伊。これら両方のバランス感が絶妙な一皿でした。


☆デザート

デザート

デザート

デザートは「ブランマンジェ」と「プラムのソルベ」。ブランマンジェのふるふるとした柔らかさと、優しい甘みの両立が心地良く味覚を楽しませてくれます。プラムのソルベも濃厚ですし、舌触りも実に滑らか! 丁寧な作り込みとシェフのデザートへ愛情が伝わってくるような一品なのです。


次ページでは、カフェ・パスティーユから伝統的なビストロ料理の数々(ディナーメニュー)を御紹介です
 

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