コルドバを中心としたコロニアル都市への旅

コルドバでは、スペイン植民地時代の面影が色濃く残っている 写真提供:アルゼンチン観光局

コルドバでは、スペイン植民地時代の面影が色濃く残っている 写真提供:アルゼンチン観光局

スペインの植民地だったアルゼンチンは、ヨーロッパ風の町並みが数多く残っています。そんな歴史に思いを馳せる旅はいかがでしょうか。

なかでも、アルゼンチン第二の都市でもあるコルドバは、世界遺産にも登録された美しい町並みで有名。教会や、国内最古の大学であるコルドバ大学、そして少し郊外に行くと、イエズス会の住居などが残されています。他にも、サンタ・フェ州のロサリオや、エントレ・リオス州のパラナなど、ガイドブックでは大きく扱われてはいませんが、味わいのある町がいくつもあります。

古い町並みを楽しめるのもアルゼンチン観光の特徴

古い町並みを楽しめるのもアルゼンチン観光の特徴

これらの町は、国内では主要都市ということもあり、飛行機の便も頻繁に出ています。ほとんどが1~2時間で行くことができるので、現地1泊くらいのイメージで旅程を組みましょう。長距離バスも10時間前後なので、体力があれば夜行で行って車中泊なんていうことも可能です。移動を安くあげたいという場合は、バスも検討してみましょう。

こうしたコロニアル都市は、実はブエノスアイレス近郊にもいくつかあります。教会で有名なルハンやガウチョと呼ばれるカウボーイの文化が息づくサン・アントニオ・デ・アルコなどが代表的な町。ブエノスアイレスの中心からバスや鉄道で2時間以内で行ける場所にあるので、日帰りも可能です。時間がないときは、こういった町に行ってみるのもいいでしょう。

アンデスの自然と文化を求めて、サルタやフフイへ

アルゼンチン北部のアンデスの風景は、アルゼンチン人の心の故郷 写真提供:アルゼンチン観光局

アルゼンチン北部のアンデスの風景は、アルゼンチン人の心の故郷 写真提供:アルゼンチン観光局

アルゼンチンの心の故郷を訪ねる旅をするなら、北部へ行ってみるのが一番。サルタやフフイといった町の周辺には、素朴な村が点在します。また、この地方特有の砂漠地帯や塩湖などドラマティックな自然も楽しめるので、個人的にもおすすめしたいコースです。

サルタ観る夜景も旅のクライマックス

サルタで見る夜景も旅のクライマックスのひとつ

サルタは、アルゼンチン北部で最も栄えている町のひとつで、石畳の通りと教会などの建築を見るだけでも楽しめます。ペーニャと呼ばれるフォルクローレ版ライヴハウスが多いことでも知られています。でも、サルタの町だけにとどまるのはもったいない。ここから、絶景が続くカファジャテ渓谷やカチという町などへ足を伸ばしてみるのもいでしょう。

フフイからの旅はさらにダイナミック。民芸品やフォルクローレを楽しむことのできるティルカラ、七色の谷のふもとに作られたプルママルカ、日干しレンガの家並みが続くウマウアカと、それぞれの村にも特色があり、どこへ行っても時間の止まったような先住民文化が楽しめます。そのまま隣国ボリビアまでいってしまうこともできますが、すべてローカルバスを乗り継いでいくので、それなりの時間と体力が必要。

ブエノスアイレスからサルタやフフイへは、飛行機だと2時間半程度で行けますが、長距離バスだと20時間前後かかります。ローカルな旅を楽しみたいのであれば、やはり2泊以上は日程を取りたいところです。