ゲームのニュースがよく取りあげられるようになったこと
ゲーム専門誌以外がとりあげるようになったということは、よりたくさんの人に興味がもたれているという、証拠でもあります。(イラスト 橋本モチチ)
実際のところ、今のタイミングでDSが売れなかったという事実を表現する時に、不振だから巻き返しの為に3DSを出す、なのか、3DSへの世代交代期で売り上げが落ち込んでいると表現すべきなのかは、ゲーム業界に関わりのない人にとっては、些細な違いにうつるかもしれません。
ただこれは、実は良い兆しでもあるのです。何故なら、ゲームに詳しい、ゲームメーカーから広告をとっているようなゲーム専門媒体だけではなく、より多くのメディアがゲームのニュースを扱っている、ということを示しているからです。それはつまり、より広い層の読者が興味を示しているということでもあります。
もちろん、誤解があることそのものはよくありません。個人的な例で大変恐縮なんですが、ガイドは最近何度か、DS不振らしいけどゲーム業界大丈夫なの? というような質問を受けました。そのたび、楽観できない問題はたくさんあるけど、今DSが売れていないことがゲーム業界の没落に繋がるというような話ではないんですよ、というようなことを説明しています。
知らない人が興味を持ち始めて、コミュニケーションを取り始めたと考えるなら、最初は誤解が起きて当然ですね。これからは、業界内だけではなく、より広い人たちを対象として、分かりやすいゲーム業界の説明が必要になるのかもしれません。
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